マッサン (第108回・2/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第18週『遠くて近きは男女の仲』【第108回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
英一郎(浅香航大)の死を受け、ある決意が芽生えたマッサン(玉山鉄二)は、出資者の渡(オール阪神)からブランデーづくりに使用する蒸留釜設置のための増資を取り付け、いよいよ決意を固める。そして、俊夫(八嶋智人)とハナ(小池栄子)の祝言の日。マッサンはエリー(シャーロット)とともに初めての仲人をつとめ、二人の幸せを熊虎(風間杜夫)らと盛大に祝う。そんななか、マッサンはひとつの重大な発表をするのだが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
増資のシーンが回想扱いなのは、おかし過ぎる
冒頭の出資者・渡(オール阪神)からの増資のシーンが、回想扱いだったのに違和感があり過ぎて、その後の内容はどうでもよくなってしまった。基本的に本作の脚本家は第1話から主人公夫婦の馴れ初めを描かず、すべて回想シーンで小出しに処理した前科があるわけだが、今回の増資のシーンはおかし過ぎる。なぜなら、回想として描く必然性が皆無だからだ。
昨日のうちに、普通に英一郎(浅香航大)の葬儀のあとに、「激励パーティー」は削除して渡を訪問するシーンを入れ、決意が目覚めたラストカットにすれば良いだけのこと。ただ、その決意も出資者にまた土下座して嘘をついての決意だから、どうでも良いって感じもするが…
相変わらず連続性が無い連ドラ
それしても、相変わらず連続性が無い連ドラだ。"英一郎の死"も"俊夫とハナの祝言"も、今回のマッサン(玉山鉄二)の決意には無関係。「鴨居(堤真一)との再会で目覚めた」とナレーションで言ってるだけで、あの程度の台詞で出資者を欺いてまでウイスキーを作る決意をするにしてはお粗末過ぎる。
これでは全く主人公に共感する間が無い
そして、こちらの脳内補完が追い付かないほどに、話がトントン拍子に進んで行く。ただ、見出しのようにナレーションで説明が次々と入るから、こちらは考える間もなく流されるだけ。これでは全く主人公に共感する間が無い。
でも、来週もこの傾向が続くなら、いよいよエリーの出番を少なめにして、話をどんどん進める作戦の決行かもしれない…
あとがき
また、来週はどんどん話が進みそうですね。取り敢えず、北大路欣也さんが登場するようですので、新鮮味が増すのは間違いなさそうです…ホント???
昨晩放送の『タモリ倶楽部』に13年ぶりに八嶋智人さんが出演されていました。今朝の朝ドラでの祝言よりも感動しちゃいました。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
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第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
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第10週『灯台下暗し』
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第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
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第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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第15週『会うは別れの始め』
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第16週『人間到る処青山有り』
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第17週『負うた子に教えられる』
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第18週『遠くて近きは男女の仲』
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