ウロボロス ~この愛こそ、正義。 (第3話・1/30) 感想
TBS系『ウロボロス ~この愛こそ、正義。』(公式)
第3話『あの日、交わした僕たちの約束』の感想。
なお、原作漫画:神崎裕也『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』は未読。
連続ホームレス殺人事件が発生。雑用を担当させられたイクオ(生田斗真)と美月(上野樹里)は独自捜査で犯人を逮捕する。容疑者の予備校生は自分が3人を殺したと供述。だがイクオは、予備校生は模倣犯で、1番目と2番目の事件は別の犯人がいるのではと疑う。一方、再び闇医者の劉(山本學)を訪ねた竜哉(小栗旬)は、20年前の事件の4人の男のうち3人が、10年前に姿を消した仲間で背中に銃創がある男の行方を捜していると聞く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
トントン拍子に新情報に辿り着き過ぎる
基本的にイクオ(生田斗真)が関わる事件が、20年前の事件に関わるものになっている本作。よく言えば、効率良く現在と過去の事件を絡めていると言えるが、今回のように、ほぼ1つの事件にさえ見えてしまうような表現になるとイクオと竜哉(小栗旬)の2人の存在価値が薄くなる。
また、今後も第3話のように、かなりトントン拍子で新たな情報に辿り着いてしまうと、あとは時間(話数)の問題って感じで、謎解きの面白さやスリルやサスペンス性は薄まって、ただ「最終回の答え合わせ」だけが気になるドラマになってしまうような…
もっと謎解きの要素を残すべきだと思う
但し、金時計の男の映像的な“小出し加減”がとても上手いから楽しめてはいる。ただ、そう、この20年前の事件は巧みにチラ見させる程度が良いと思う。
物語が20年前の事件の真相を暴くことが主になると、竜哉だけで物語は成立してしまう。もっとイクオが今目の前の事件を捜査する中で、偶然に金時計の男に通じる証拠に辿り着く方が断然に面白いはず。
それと、益々、主人公の2人が復讐のためなら何でもアリになり過ぎているのも気になる。これでは今の事件の意味が無い。やはり、謎解きの要素をもっと残すべきだと思う。
あとがき
本作と『Nのために』を比較する人が多いようです。豪華キャストで回想シーンを多用する点が似ているからでしょうか。比較するのもどうかと思いますが、『Nのため』は14年前からの登場人物たちの成長ドラマ、本作は20年前の恨みを引きずってる男2人のドラマと、本作には登場人物の成長はないのです。あるのは恨みを果たしたいと言う気持ちの増大だけ。
なのに、大量に20年前のシーンを挿入しちゃうから、余計に主人公2人が復習したいだけにい見えちゃう。できたら、20年間の途中経過なり、20年前の施設での生活をもっと明らかにするとかしないと、このままではワンパターン化は逃れられないような…
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