マッサン (第101回・1/30) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第17週『負うた子に教えられる』【第101回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
マッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)から自分が養女であることを知ったエマ(住田萌乃)は頭では理解し元気を出そうと努力するも、まだ課題の作文を書くことができないのだった。元気に振る舞うエマの様子が逆に心配になるエリー。そして、エマは突然高熱を出し倒れてしまう。熊虎(風間杜夫)から父兄参観と作文のことを知ったマッサンとエリーは、エマが悩み続けていたことを痛感し、必死で看病するのだった…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今日こそ「ホット・トディー」の出番だろうに!?
本作では、エリー(シャーロット)の身近な人物が高熱で倒れたら、医者を呼ぶより真っ先に「エリー特製ホット・トディー」が登場し、テキパキと看病しつつ、エリー幼少期のパパとの回想シーンの内に快方に向かうのがパターンだった。
確か、身内だろうとご近所さんだろうと、大阪だろうと広島だろうと、本作は「風邪と発熱=ホット・トディー」だったし、今週は親子の絆のエピソード。ならば、尚更「ホット・トディー」と夜なべの看病の映像ってのが鉄板だと思うが、なぜこの脚本家はそうしないのか。
不思議は連続するが、連ドラの連続性は欠如
エリーが真実を知ったエマ(住田萌乃)への対処に困惑・混乱しているのか、ハナ(小池栄子)に看病の方法を尋ねるのもおかしい。エリーが素人判断で病気で無いと判断した割りに、医者に診せてるのも変。冷静さを失ったエリーと言うなら、ちゃんとそのように見せて欲しい。
そして、最後まで登場しなかったホット・トデー。レシピもろとも引っ越しでどこかに忘れてきたとでも言うのか。連ドラ性の欠如にも程がある。
恋の告白より、親子の謝罪を書いたほうがいい
何の病気か知らないが、熱が下がったばかりの我が子の部屋に、見舞いの子どもたちを入れるって流れもよくわからないが、見舞いの場で小学生の女の子がタケシ(向井悠悟)にエマへの恋の告白を後押しをするって、どう言うセンスなんだか。こんなの書く前に、エリーとエマがタケシに謝るシーンを書いたほうがいい。
あとがき
もう完全にエリーのアップを映したいだけのドラマになりましたね。ウイスキーづくりなんて、ラベルの張り替えで終わりですもん。
もはや本作に何かを期待する気持ちはかなり失せてますが、エリーを映したいなら、せめて物語上の必然性と連ドラの連続性の上に登場させて欲しいです。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説「マッサン」オリジナル・サウンドトラック
ウイスキー一筋に生きてきた男、竹鶴政孝。 (マガジンハウスムック)
竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語
大好き「マッサン」ファンブック
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6604/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/413199306.html でも、TB受付けております。
【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
1 2 3 4 5 6
第2週『災い転じて福となす』
7 8 9 10 11 12
第3週『住めば都』
13 14 15 16 17 18
第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
19 20 21 22 23 24
第5週『内助の功』
25 26 27 28 29 30
第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
43 44 45 46 47 48
第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
61 62 63 64 65 66
第12週『冬来たりなば春遠からじ』
67 68 69 70 71 72
第13週『急いては事をし損じる』
73 74 75 76 77 78
第14週『渡る世間に鬼はない』
79 80 81 82 83 84
第15週『会うは別れの始め』
85 86 87 88 89 90
第16週『人間到る処青山有り』
91 92 93 94 95 96
第17週『負うた子に教えられる』
97 98 99 100