銭の戦争 (第4話・1/27) 感想
関西テレビ系『銭の戦争』(公式)
第4話『一攫千金で借金返済?ヤクザに未回収1億円取り立てだ!愛憎…元婚約者の危険な罠』の感想。
なお、原作漫画:パク・イングォン『銭の戦争』も関連ドラマも未見。
富生(草なぎ剛)が未央(大島優子)を結婚式場から連れ出した結果、結婚は破談に。紺野(大杉漣)親子はさらに700万円もの借金を背負ってしまう。富生は、赤松(渡部篤郎)と交渉して、歩合制で会社が抱えている取り立て不能の債権の回収に乗り出す。相手はやくざの大黒(高杉亘)で、赤松も回収を諦めている案件だ。一方、紺野が入院し、手術が必要に。結婚式場に支払いの交渉に行った未央は、梢(木村文乃)からある提案をされる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
俳優陣も良い。物語の引き伸ばしも無くテンポも良い。
相変わらず、有りそうで有り得ない韓国ドラマ風の設定が気に障るが、それ自体が本作らしさでありフィクションの面白さだし、俳優さんたちの演技や存在感が抜群だから、何とかスルー出来るレベルになった第4話。
また、前回も書いたように、中途半端な謎解きや引き伸ばしが無く、テンポ良く観られるドラマに仕上がって来ているのも悪くない。あとは、もう少し未央演じる大島優子さんががんばってくれたら、梢(木村文乃)が経営の鬼になるのか富生(草なぎ剛)との関係など物語がもっと面白くなるのに…
脚本や演出の雑さが気になる
どうも脚本の荒削りさが気になる本作。前回の未央の婚約から今回の破断までの流れもそうだが、今回の梢から依頼された未央の情報漏えいのくだりも、テンポが良いと言うよりトントン拍子。
更に未央がUSBメモリーを川と反対側の講演に投げ捨てる違和感。最初から未央が赤松(渡部篤郎)とグルならともかく、ロケ地は他に無かったのか?それに詳細は忘れたが、お金の計算が合わなかったか所があったような。『銭』がタイトルに入っているから、金額についてはもう少しリアルで良いかも?
折角、俳優陣がリアルに欠ける物語を上手く魅せてくれているのに、脚本や演出が自ら足を引っ張っちゃだめでしょ。視聴者は台詞と俳優の演技を追いかけてるだけじゃないのだから、次回はそんなことのないことを願う。
草なぎさんが富生の魅力を上手に引き出してる
富生を演じる草なぎ剛さんが、回を増す毎に富生になってきているのがいい。「いい人」なのか「悪い人」なのか、その境目の曖昧さが富生の魅力。今はどっちなのかわからない不思議な人物像を、草なぎさんが上手く演じてる。ここがブレない限り、本作の面白さはビクともしないと思う。
あとがき
いろいろ穴はありますが、ドラマとしては解り易い展開で面白いです。ただ、借金や仇討ち的な内容に好みは分かれそうですが、とにかく私は次回も期待したいと思います。
【追記 2015/01/31 18:55】
記事中の大島優子さんの敬称「さん」を書き忘れておりましたので、追記致しました。ご本人、またファンや関係者の皆さま、お詫び申し上げます。
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