残念な夫。 (第2話・1/21) 感想
フジテレビ系『残念な夫。』(公式)
第2話『夫、初めての××』の感想。
陽一(玉木宏)は「育児日記」に挟まれていたある書類を見て、ぼうぜんとする。翌日、上司の茂(岸谷五朗)は、陽一の様子から何があったかを見抜き、知里(倉科カナ)には気分転換が必要だとアドバイス。折しも、知里に結婚式の招待状が届いていた。陽一は出席を促し、代休を取って華の世話をすると提案する。喜ぶ知里は美容院に行き、初めて華と2人だけで過ごすことになった陽一は、無事に‘公園デビュー’を果たすが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第1話より観易くなった…
第1話よりもずっと全体の整理整頓が行き届いた印象。描かれる夫婦は主人公たちに絞り込みつつ、他の家族も程良く描き、とても観易くなった。また、コミカルさも増し、テンポも良くなり、初回からこの位だったら良かったのに…って感じ。あとは、夫同士、妻同士をどう楽しく違いを魅せて楽しませてくるかってところだろうか。
「育児あるある」が楽しい層向けか?
ただ、如何せん取り扱うテーマを楽しめる視聴者は少ないような気がする。もちろん「育児あるある」が楽しい層は良いだろうが…
そうでない私は、いくらフィクションのコメディでも、すぐに119番に電話するのは論外として、既婚中年男としては、ここまで執拗に旦那(男)を見下すように描く必要性があるのかと思うし、ドタバタ喜劇にしても前半の夫の母や義父のくだりもなんだか余分なような…
そんなに「残念」に描かなくても良いのでは?
それに一応、本作を今の育児事情を描く社会派ライトコメディーとするなら、笑いのためとは言え、知里(倉科カナ)を中心にした女性側の価値観から一方的に描き過ぎる気がする。育児も専業主婦も大変な仕事なのは多くの夫や男性が知っていること。それを意識していない一部の夫や男性を「残念な」と一括りするのはどうかと思う。
夫婦で笑いながら観られるドラマに仕立てれば良いのに
むしろ、このようなテーマだからこそ、夫婦で楽しく観られるように、多様な価値観を認めつつ、互いの意思疎通の無さや認識の甘さから生じる「育児あるある」や「夫婦あるある」を楽しく描けば、多くの人が観たくなるドラマに仕上がるのではないだろうか。折角、裏番組も夫婦ネタを扱うのだから、やりようによっては勝てると思うが…
あとがき
こんな感じのまま、あとは3人の「残念な夫」たちを描けば、本作の仕事は終わりって感じですね。それ以下でも以上でも無いような気がします。
裏番組が第2話で急にトーンダウンしたので、男性視聴者も楽しめるドラマに仕立てれば勝算があるような気も…。それにしてもストーリーを追って記事が書きにくいドラマなので、裏番組と合わせて次週まで様子見しようかなあ。
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第1話
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