ゴーストライター (第2話・1/20) 感想
フジテレビ系『ゴーストライター』(公式)
第2話『夢か結婚か、それとも嘘か…泥沼の決断』の感想。
リサ(中谷美紀)のアシスタントに正式に採用された由樹(水川あさみ)は、故郷で彼女の帰りを待つ婚約者・尾崎(小柳友)のことを考え気持ちが揺れる。そんな中、由樹はリサから、連載中の作品の続きのプロットを考えるよう指示され、辞めると言い出せない。同じころ、神崎(田中哲司)が根回ししたリサの次回作の映画化が決定。しかし、神崎は今まで締め切りを破ったことがないリサが、他社の連載を落としたと耳にして不安がよぎる
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
なかなかよく出来た心理サスペンスになってきた
今回は、第1話で描かれたリサ(中谷美紀)には神崎(田中哲司)、由樹(水川あさみ)には尾崎(小柳友)の男女の関係を中心に、いよいよ由樹がリサの正式なアシスタントになり、ついにゴーストライター本格始動か?と言ったところだろうか。
相変わらずメイン2人のキャラクターが明瞭で観やすいし、(今の所の)互いの利害関係も解りやすいし、第1話で描いた“2人の結末”のようなカットで妙に引っ張ることもなくなり、途中の放送回から観ても楽しめる丁寧につくられた心理サスペンスになって来ていると思う。
リサが助手席に座らない理由も明らかにされた
特に、私が面白いなと思うのは、リサが車を運転するシーン。なぜ助手席でなくドライバーとして車に乗るシーンが多いのか疑問だったが、その謎も無駄に引っ張ることなく母・元子(江波杏子)とのトラウマだったと明かしてきた。
サスペンスなのにすべてを謎で引っ張らず、明らかにすべきはきちんと描くのも、週1度の放送の連ドラには重要だと思う。だって、あれこれ次週に引っ張られても、お預けを食らってるだけでは面白みがないから…
リサと由樹の描き分けが上手い
本作が中谷美紀さんの妖艶さにおんぶに抱っこなのはしょうがない。ただ、それにおごることなく、中谷さん演じるリサの人間像の深みを出す工夫もいい。
特に認知症を患って介護付高齢者住宅で暮らすリサの母と、反抗期を迎えた息子・大樹(高杉真宙)の存在が、リサをただの“怪物”にせず、1人の“生身の人間”であることを確認させてくれる。だからこそ水谷さん演じる由樹の表面的な“弱さ”と内に秘めた“強さ”が引き立ってくる。上手い脚本だと思う。
あとがき
「プロット」も知らないで小説を書いていたの?とは思いましたが、まあ我流で勉強していたらそんなこともあるのかなあ。でも、そこ以外は心理サスペンスとしてよく仕上がっていたと思います。心理サスペンスとしてよく仕上がっていたと思います。
また、今の斜陽になりつつある出版業界の裏話が描かれたり、小説の書き方に触れたりと、いろんな要素が詰まっているのも楽しいです。次回に期待します。
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第1話
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