ウロボロス ~この愛こそ、正義。 (第1話・1/16) 感想
TBS系『ウロボロス ~この愛こそ、正義。』(公式)
第1話(初回15分拡大)『20年目の運命の日!!警察25万人の中に犯人は必ずいる』の感想。
なお、原作漫画:神崎裕也『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』は未読。
新宿第二署の刑事・イクオ(生田斗真)と暴力団幹部の竜哉(小栗旬)は児童養護施設で育った幼なじみ。2人は20年前に恩人が殺された事件をもみ消した人物を突き止めるため今もひそかに連絡を取り合っていた。ある夜、男性の転落死事件が発生。イクオと相棒のキャリア・美月(上野樹里)が駆け付けるが、検視で自殺と断定される。後日、車上荒らし事件の監視カメラ映像を見たイクオは、窃盗犯が現場を目撃していたと気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
新スタッフでも「金曜ドラマ」枠の香りが漂う
脚本は古家和尚氏、演出は石井康晴氏、音楽は木村秀彬氏で、この『金曜ドラマ』枠には共通項が無いスタッフなのに、『Nのために(2014)』や『クロコーチ(2014)』と言った最近のこの枠っぽい感じが、しっかりと醸し出されているのが、まず面白かった。音楽なんか『医龍』風のに…
ストレートな勧善懲悪モノに仕立てたのが良い
ただ、これまでのこの放送枠と根本的に違うのは、妙な謎解きで引っ張ったり時間軸や時空を行き来したりせずに、ストレートな勧善懲悪モノに仕立てている点だ。特に、主人公たちのエネルギーの源が、幼い頃の敵を討ちたいだけの強烈な気持ちと言うシンプルさが素晴らしい。やはりドラマはシンプル・イズ・ベストだ。
全体的にやり過ぎてないスタイリッシュさの心地良さ
映像的には、W主役の生田斗真さんと小栗旬さんの棲み分けも明瞭だし、アクションも見ごたえある。脇役も個性的で無駄無く配置され、ストーリーも編集もテンポ良く進むのも気持ちが良い。そう、全体的にやり過ぎてないスタイリッシュさの心地良さ、とでも言おうか。
20年前と現在を生きるイクオと竜哉の設定がお見事
原作は未読だが、20年前の事件と現在の2つの時空を生きる刑事・イクオと暴力団幹部の竜哉の設定がお見事。このまま今回の連ドラで20年前の事件の真犯人が見つからなくても、情報の魅せ方によってはいくらでも話数が創れそうな雰囲気さえあった。
もちろん「続きは劇場で」だけは止めて欲しいものだが。いずれにせよ、とんでもない大ヒットに化けるかもしれない、そう思えた第1話だった。
あとがき
久し振りに15分延長を全く感じさせない仕上がりでした。配役と演技の絶妙な組合せ、テンポの良いストーリーと編集、勧善懲悪の明快さ、どれをとっても見応え抜群でした。次回も大いに期待します。
それと超個人的なことを2つ。1つは広末ファンにとってはドラマで久し振りに広末さんの笑顔が観られて良かったです。でも本作でも死んじゃいますけど。そして、両親を亡くしたあの涙の名演技の子役は山田望叶ちゃんだったんです。あの『花子とアン』のチビはなちゃんを演じたあの子です。「大きくなったなあ」と、おとうの気分になりました。
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