マッサン (第86回・1/13) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第15週『会うは別れの始め』【第86回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
工場長として復帰したマッサン(玉山鉄二)は工員たちを家に招きパーティーを開く。その席で、自分の目指す理想のウイスキーは封印し、まずは日本人が飲みやすいウイスキーをつくると宣言、誰よりもはしゃぐマッサン。その姿に喜びながらもエリー(シャーロット)はなぜか胸騒ぎがするのだった。そして、英一郎(浅香航大)とともにスモーキーフレーバーが限りなく薄い原酒を用いブレンド作業をする日々が始まるのだが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
何を描いても、主人公がエリーでは面白くない
折角マッサン(玉山鉄二)が工場長に復帰しても、物語の主人公は一向にエリー(シャーロット)であることに変わりがない本作。確かに、内助の功で夫の暴走を心配する妻を描いて、軌道修正しようと試みているのは感じるが、実際の映像では、まだまだエリーが主人公なのは変わらない。
ウイスキーづくりは語りで処理して欲しくない
その上、本作で最も肝心な「ウイスキーづくり」にナレーションを重ねるから、その部分だけまるで教育番組の解説シーンか、再現ドラマのように他から浮いてしまって違和感しか生まれない状態。大人の事情でエリーを前面に押し出すにしても、もう少し上手いやり方ってものがあると思うが…
あとがき
連休明けだからでしょうか、なんか急にどうでも良くなってしまいました。話の展開も唐突だし無理があるし、主役の2人も魅力は無いし、肝心のウイスキーづくりはナレーションベースのやっつけ仕事って感じで。早く、“余市編”に進んで欲しい、ただそれだけです。
――『[読書]竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語 (千石涼太郎/著・双葉社) 感想』の記事もご参照下さい。史実と本作のズレについて少し触れています。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
19 20 21 22 23 24
第5週『内助の功』
25 26 27 28 29 30
第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
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第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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第15週『会うは別れの始め』
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