マッサン (第81回・1/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第14週『渡る世間に鬼はない』【第81回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
まだエリー(シャーロット)を嫁として認めない早苗(泉ピン子)に、千加子(西田尚美)はマッサン(玉山鉄二)が広島へ帰ってきたら祝言をあげさせようと提案する。早苗を介抱するなか、互いのこれまでの思いを語り合い、早苗はようやくエリーと心を通わせる。一方、熊虎(風間杜夫)に誘われるまま余市へと来たマッサンは、熊虎がニシン漁の親方であることを知り、ソーラン節を歌い踊り盛り上がる迫力に心を熱くするのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
人気の嫁姑を描くのは良いが、工夫も無く唐突さだけ
当番組の高視聴率を支えている日本の主婦層が、エリー(シャーロット)と早苗(泉ピン子)の嫁姑のくだりを楽しく観ているそうだから、昨日と全く同じ前半?の9分間も割いて描くのはしょうがないかもしれない。でも、誰でも思いつきそうな嫁姑の話に見飽きた回想シーンを織り交ぜて、とってつけたように親交が深まって何が面白いのか…と思う。
あと3回45分間だけ耐えれば、きっと光が見えてくる
更に、マッサン(玉山鉄二)とエリーの夫唱婦随のウイスキーづくりを観たい私や同じ気持ちの視聴者にとっては、本当にどうでも良い部分だ。しかし、週明けには早苗は他界しているはず(希望的観測ですが、そうでないと困る)だから、あと3回45分間だけ耐えれば、きっと光が見えてくるはず。そう、今こそ忍耐の時期…
「余市編」の第2回。余市の人たちの明るさに癒される
昨日のフォーマットと全く同じな、僅か6分間の「後半」が私がが待ち望んだ「余市編」の第2回だ。今回は熊虎(風間杜夫)の娘・ハナ(小池栄子)が登場。熊虎とハナ、そして余市の人たちの元気で力強く明るい姿に、まるで心が洗われるように癒された6分間だった。
あとがき
それにしても、いくら需要と供給の関係とは言え、早苗なんてたまーにしか登場しないのに、いきなりエリーと和親条約でも結んだようになって、劇中の時間経過も視聴者への脳内補完の強制も甚だしいと思う。
こうなるなら、もっと丁寧に早苗も描いておくべきです。ホント、この作家は全体像を考えなさ過ぎます。
――『[読書]竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語 (千石涼太郎/著・双葉社) 感想』の記事もご参照下さい。史実と本作のズレについて少し触れています。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
19 20 21 22 23 24
第5週『内助の功』
25 26 27 28 29 30
第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
67 68 69 70 71 72
第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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