銭の戦争 (第1話・1/6) 感想
関西テレビ系『銭の戦争』(公式)
第1話(初回2時間スペシャル)『エリートが借金地獄で急転落…愛、金、人生全て取り戻す!壮絶な復讐劇が今夜開幕!』の感想。
なお、原作漫画:パク・イングォン『銭の戦争』も関連ドラマも未見。
エリート外資系証券マンの富生(草なぎ剛)は、大手金融会社会長の孫・梢(木村文乃)と婚約。 順風満帆の日々だったが、 ある日、 父親の孝夫(志賀廣太郎)が失踪。実家に駆け付けた富生は、プラスチック工場を営む孝夫が巨額の借金を抱えていたことを知りがくぜんとなる。富生は連帯保証人になっていたのだ。闇金融業者らの厳しい取り立てに心労が重なった母親の三保子(木野花)は倒れ、富生も会社をクビになってしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
主人公以外に強烈キャラも無く、引き延ばし過ぎ
まず単純にドラマの仕上りを考えると言わざるを得ないのが、流石に2時間は引き伸びし過ぎじゃないの?ってこと。初回で描きたいこと、要は主人公・富生(草なぎ剛)が敵討ちしたいってのを描きたいのは解るが、それだけなら通常の1時間枠で十分な話。
何となく主要な登場人物たちが後から絡んでくる感じを醸し出してるだけで、何もないまま2時間終了。いくらなんでももう少し主人公とその直接の関係者以外の部分も魅せてくれないと厳しかった。何せ、これと言った強烈なキャラクターが誰もいないのだから…
昔の人間だから、お金を粗末に扱うなら観たくない
個人的な感情で書けば、何とも初回から感じの悪いドラマだってこと。主人公の父親が借金苦で自ら命を絶つってのが、主人公の行動の源なのは私が古い人間だからだろうが感じが悪い。更に、お金を粗末に扱うシーンが多くて、ちょっと観るに堪えないって感じ。
草なぎさんの演技は悪くない。でもそれがかえってストーリーに妙な現実味を与えちゃって、富生を含めた境遇が観ていて辛くなる。“金”と“復讐”のキーワードではドラマとして新鮮味はほぼ無いし、景気が上向きになってるとは言え、町工場などの下請けの厳しさは相変わらずのこの時期に放送するべきドラマかな?って思う。この先の展開にもよるが…
あとがき
町工場の社長が借金地獄で…との設定には、個人的に「テレビドラマだから」と見過ごせない立場ですので、本作を観続けるのは厳しいです。だって、家や工場を売って事故破産すれば良いだけの話だし、金融関係者が連帯保証人になってるのも???って感じ。
第2話で、余程好転するなり雰囲気が変われば別ですが、父親の借金苦による自 殺をパワーの源にした主人公のサクセスストーリーなら離脱は早いと思います。
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