1月7日の朝、七草粥を食べますか?
皆さんのご家庭でも、7日の朝に七草粥を食べますか?
明日は1月7日、そう「七草粥」を食べる日です。本日の買い物係の私も、スーパーで『春の七草パック』(税別380円)を買って準備万端です。我が家では代々7日の朝に薄い塩味のお粥にして食べます。さて、皆さんのご家庭では、いつどんな味付けなのでしょう。結構、家庭単位だけでなく、地方でも違いがあるのでしょうね。
王道は「人日の節句」と「若芽摘み」の合体説
七草粥を食べる理由は諸説あるようで、王道の説は、「人日の節句」である1月7日の朝に、人を大切にする節句として無病息災を願うと言うのと、年の始めに若芽を摘んで食べることで自然から生命力を頂く風習「若芽摘み」が結びついて、7日の朝に7種類の若菜を入れた汁物を食べるようになったそう。
後付けの理由の方がしっくりくる
でも、私には、正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を労わるために正月が明ける7日の朝に食べると言う後付けの理由が一番しっくりきます。また、入れる若芽もやはり「春の七草」良いです。毎年7種類を暗唱して「今年も忘れてないな」なんて思うのが楽しいです。
あとがき
人日の節句に、その1年の無病息災と五穀豊穣を祈るために、家族一緒に七草粥を朝食に頂くって、日本の良い風習だと思います。私の小さな頃は、祖母が7日の前夜に「七草囃子」と言う歌を歌いながら、まな板の上で七草を叩いたりしていたのもおぼろげに記憶しています。
今は仕事で忙しくて朝に粥なんて作ってられないとか、七草パックを買うのも面倒だし値段も高いしと、何かと省略されがちですが、1年間の無病息災を願う「七草粥」はいつまでも残って欲しいです。
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