相棒Season13 (第10話 元日スペシャル・2015/1/1) 感想
テレ朝系『相棒Season13』(公式)
第10話/元日スペシャル(2時間半)『ストレイシープ』・ラテ欄『ストレイ・シープ~右京を愛した謎の女!!樹海に眠る復讐の秘密多重誘拐、犯行予言…神と呼ばれる犯罪者』の感想。
右京(水谷豊)に恋した女性・西田悟巳(石田ひかり)が謎の死を遂げる。時を同じくして、少年が何者かに誘拐される。警察は万全の警備態勢で身代金受け渡しに臨むが、予想だにしない事態が!その後も事件は相次ぎ、一連の事件の犯人は「犯罪の神様」と言われている男・飛城かと予想されたが、その正体は警察でも掴めていなかった。右京と享(成宮寛貴)は単独で追跡を開始。すべての事件にある共通点があることを掴むが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
この3つが、2015元日SPの良かった点だ
1.右京(水谷豊)が事件の関係者であること。
2.享(成宮寛貴)がパパを利用する形でも、何とか存在感を見せたこと。
3.スベシャルの割に、無駄に話を膨らませず、右京の誘拐事件で終始させたこと。
もう何年前から元日SPに期待しなくなっただろうか。その意味では、今回の元日SPには上記の3点があっただけで、何とか『相棒』らしいスペシャルドラマに仕上がったと言えよう。ただ、それ以上でも以下でもないと言うのが私の本音だ。
冒頭からの90分間のダラダラ感…
ただ、2時間半の放送時間がこれほど長く感じたのは久し振りだ。特に、享がガラスを割って人質を救出するまでの前半(と言うべきかどうか、全体のぼぼ6割)の90分間のダラダラ感ったらありゃしない。もう少し享の活躍の場を入れて、話も整理しながら進んだら、助長さは目立たなかったのに…
ラスト40分間もグダグダな解決編…
で、やっと橘高議員(三浦浩一)の乱射シーンから物語が一気に動き出して楽しくなるのかとの期待も虚しく、CMを挟んで5分後には橘高議員の取り調べを皮切りに、「甲斐享の杉下右京救出劇」といつもの「杉下右京の事件簿」のコラボ企画でグダグダな事件の発端からの解説が、約40分も。
それも言いたくないが、このネタ自体に既視感もあるし…
最後は「杉下右京の恋愛紅茶日記」で終わっちゃった?
そして、悦子(真飛聖)の携帯電話のオチも空振りって感じでそのまま、エピローグへ。すると、何と『相棒』のスピンオフドラマ風な「杉下右京の恋愛紅茶日記」で終了。
確かに右京の恋愛エピソードはには新鮮味が無いとは言わないが、それを投入しても、肝心の杉下右京と言うキャラクターの新たな輝きが加わるのでないなら、特に必要性も感じないし、もっとやるべきことがあると思う…
あとがき
私は、『相棒』には“まだ”期待もしているし、面白さはあると思っています。しかし、予告編によると次回は米沢さんまで退場の予感。こうして相棒やレギュラー陣や準レギュラーの登場人物の加減で生まれる新鮮さより、もっと根本的な部分にテコ入れして、『相棒』の楽しさを生みだして欲しいと思ってしまいます。
やはり、こうなると“相棒”の1人である水谷豊さん演じる杉下右京そのものを考え直すしか、本当の意味での『相棒』らしさは蘇らないのかなあとも感じてしまた、2015年の元日スペシャルでした。
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