ごめんね青春! (第10話 最終回・12/21) 感想

TBS系日曜劇場『ごめんね青春!』公式
第10話/最終回『忘れない!青春ほど楽しい授業はなかった!』の感想。

【注】本記事は管理人の好き嫌いで書いています。本作をを楽しくご覧になった方や、出演者や原作、脚本家や演出家等のファンの方は読まない方が良いです。でも、今回はそれなりに褒めてると思いますが……


「青春祭」がいよいよ開幕し、東高(とんこー)、三女両校は生徒たちの笑顔と活気に包まれる。しかし、前夜、平助(錦戸亮)から突然‘放火魔’だと明かされたりさ(満島ひかり)は、楽しむ気にはなれない。さらに、平助はサトシ(永山絢斗)の忠告を無視して、祐子(波瑠)にも真相を打ち明ける。一方、平太(風間杜夫)も善人(平田満)に、平助が放火の真犯人だと告げていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

絶妙なバランスの計算尽くな宮藤官九郎氏の脚本も良い

前回も書いたが、最終回だから総括気味にまた書いてみる。これまで当blogでは、第1話を「これぞクドカン節」の全開の回と位置付け、第2話から第7話までを徐々に「あまちゃん風味のクドカン節」の濃度を高めていき、第7話でだいぶ多くの視聴者に解り易い作風になり、第8話で再び「これぞクドカン節」炸裂としてきた。

そして、前回の第9話で「これぞクドカン節」と「あまちゃん風味のクドカン節」がきちんと半分ずつに計算された脚本で良かったと書いた。繰り返しになるがが、「あまちゃん風味のクドカン節」とは、所謂“クドカン節”のクドさや独特さを薄めて、設定の妙や会話の弾みで誰でも感じられる楽しさや面白さを生みだすと言う作風のこと。

そうして迎えた最終回の今回は、それらがバランスよく描かれた、とても計算し尽くされた脚本だったと思う。「流石、宮藤官九郎氏だ」と思った理由を書いてみる。

27分の平助の受賞辞退のスピーチから青春スタート

最終回だし、文化祭だし、どこまで前半の「これぞクドカン節」のお遊び満載の楽しい時間で引っ張るかと思いきや、27分の『初代ミスター青春』の発表シーンの中の、平助(錦戸亮)の受賞辞退のスピーチから一変。真実の告白から一気に熱くてせつなくてキュートな青春物語が始まった。

特に三女校長・良江(斉藤由貴)が「世間を欺き、生徒を欺き、神や仏を欺き、そして自らを欺いてきた14年間です。そんなものを正当化してはいけません。きちんと贖罪すべきです」の台詞を受けて、じんぼー(川栄李奈)が「教師が放火した訳じゃねえっしょ。放火魔が教師になったんでしょ」は痛快。

この直後の急転直下に持ち込む展開も見事だ。ただ、平助の放火が100%無実でないと証明されず、グレーのままで終わったのはちょっと残念。まあ、実際は放火魔が誰でも物語に影響はないのだが…

42分から、更に青春のアクセルは一気踏みに

そして、再び42分から青春グラフィティ―が始まった。中でもちょっと力技にも思えたが、平助のプロ―ポーズから、絵に描いたような富士山、卒業式ととんとん拍子に。最後は学園ドラマの最終回ならお約束の卒業生たちの進路発表に、各登場人物たちのその後を描く超ベタベタな展開…

で終わると思いきや、なんと平助は教師を辞めて二代目カバさんに就任。更に平助が東高の制服に着替えて卒業証書を授与され、晴れて青春を卒業と言うなんともファン向けに大盤振る舞いのエンディング。うーん、最後の最後に一本背負いで決めた、そんなスッキリ楽しい最終回だった。

あとがき

1週間空いてしまったのが、どうかなと思いましたが、むしろこれまでの9話分の集大成になったように感じました。何度も書きますが、「あまちゃん風味のクドカン節」が好きな私には、特に最後の数話が程良い濃さのドラマに仕上がって良かったです。コアな宮藤官九郎さんのファンには中途半端と感じたかもしれませんが…

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【これまでの感想】
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