マッサン (第72回・12/20) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第12週『冬来たりなば春遠からじ』【第72回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
鴨居(堤真一)と英一郎(浅香航大)の和解を報告するエリー(シャーロット)に、マッサン(玉山鉄二)はキャサリン(濱田マリ)から養子の話をされたことを告げる。やはり、マッサンは子供が欲しいのかと子供を産めなくなった自分を責め涙するエリー。マッサンは二人にはウイスキーという夢がある、その夢とエリーがいれば他には何もいらないとエリーに語り抱きしめるのだった。そして、ついに工場のお披露目会の日が訪れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ウイスキーへのラヴも汗も涙も、脇役が喋って終了
ラヴも、汗も、涙もぜーんぶ台詞で言っちゃった。それも主人公で無く数週間前に登場した脇役が。一番私が、そして多くの視聴者が観たかったウイスキーづくりが、脇役の台詞であっと言う間に表現されて終わってしまった。映像で魅せるべき所が映像で描かれないドラマ。もう言葉が出ない…
今週はエリーと赤ちゃんのアップで終わっちゃった
私の言葉は出ないが、あちこちに出るのがエリー(シャーロット)。まあ今日はほぼ出ずっぱり。夫の仕事中にも「子どもを育てたい」って言う始末。神出鬼没の意味では、キャサリン(濱田マリ)も同じだが。
そして、土曜日のラストカットも、主人公のマッサン(玉山鉄二)が見切れて、エリーと赤ちゃんのアップで終了。これで、日本初のウイスキー製造の話と言うには無理があり過ぎる。
あとがき
最後の最後のナレーションで、「そして、いよいよ本格的にウイスキーづくりが始まります」と言っていましたし、予告編では工場での出来事が多めに編集されていましたが、もう信用できません。もちろん裏切って欲しい気持ちはありますけれど…
今週が終わった時点で、日本初の国産ウイスキーを作ろうとしている旦那を持つ、外国人妻の波乱万丈の物語になったと言って良いでしょうね。最初からこのような作品にしようとスタートしたのか、そこにすら疑問を持ちます。
――というわけで、『マッサン』を毎朝「なんだかなあ」と思いつつ観ているあなた、いっそ史実をきちんと知ってしまうのもアリです。史実なら、ニッカウヰスキー80周年サイト「竹鶴政孝物語」がお薦め。やはりご本家が一番です。
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マッサンとリタ―ジャパニーズ・ウイスキーの誕生 単行本
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
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第7週『触らぬ神に祟りなし』
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第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
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第10週『灯台下暗し』
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第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
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