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マッサン (第70回・12/18) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』公式
第12週『冬来たりなば春遠からじ』【第70回】の感想。

【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。


真実を打ち明けられ、激しく泣き放心状態のエリー(シャーロット)。マッサン(玉山鉄二)は自分たちの子供がエリーの命を助けてくれたのだから子供の分まで精一杯生きなければならないと語り、ただただエリーを強く抱きしめるのだった。その話を聞いた鴨居(堤真一)は、明日からマッサンに出勤するよう英一郎(浅香航大)に伝言し去る。明日からは無理だと言うマッサンに、エリーは絶対行くようにと言うのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

1つ1つの台詞をもっと丁寧に書いて欲しい

冒頭から、素人でも思いつくような、この手の話ではベタ過ぎる、お腹の中の子が妊婦を助けてくれたのくだり。悲しみに泣き崩れるエリー(シャーロット)に大して、「もうええ」と声をかけるマッサン(玉山鉄二)も意味不明。何が良いのだ。感動的なシーンとして書くなら、作家として一言一句責任を以って書くべきだ。

社長の出社命令にも「いや、ええんじゃ」って何?

続いてのお披露目会の話題でも、鴨居(堤真一)がマッサンに「出勤せよ」と言ったことを伝え、お披露目会の存在を知ったエリーに対して、優しく「いや、ええんじゃ」と出社拒否発言。そして、政春が長々とお披露目会の重要性を語った途端にエリーの元気復活。

いろいろ中途半端だし、朝から薄暗いし…

2週間も続いたどうでもよいエリーの流産のくだりがこんな感じで快方に向かうとは恐れ入った。もちろん鴨居の亡き妻と話を重ねたいようだが、全く重なっても響いても来ない。朝から、夕方→夕食→寝室のシーンと映像的にも内容も薄暗い。何とかならないものだろうか。

工場は僅か1分間足らず。残りはすべてエリーの悲話

そして一晩明けたらいきなり工場に出勤している政春。ポットスチルに火が入るのも粉砕室を何より見たいのは視聴者、そして私だ。俊夫(八嶋智人)の案内でとっとと見せてくれと思ったら、工場は僅か1分間足らずの8カットで終了。そして、またエリー。

でまた、都合良くキャサリン(濱田マリ)が登場して、夫の大切さをエリーに吹き込むくだりだ。どうやらこの脚本家はお酒アレルギーなのか、ここまでウイスキーづくりを描かず、エリーのことばかり。どうせ既に70話の時点でまだ夫婦が共に歩んでいる印象が無いのだから、夫婦の話よりウイスキーを描くべきだと思うが。

もっと子供たちとの交流を継続的に描けば良かった

結局、昨日のあとがきに書いたように、脚本家の先生は本当に全150回分の構成を考えておられるのでしょうか?ってこと。フィクションなんだから時間軸はどうにでもなる。

だとしたら、最初にエリーが数週間前に「子どもが欲しい」「子どもと一緒に夢を叶えたい」みたいなことと言った時、政春がバイト中にエリーが子供たちに英語を教えた時期、そして、山崎の地を夫婦で見つけて再度「ベイビーが欲しい」と言った時、この3つを上手く重ねて1つにまとめたら良かったっだけのこと。

それをご丁寧に分散して、だらだらと2週間も流産を描くから、感動できる話もそうでなくなってしまった。

夫が就職しようが、エリーは近所付き合いの一環として子供たちとずっと交流を続けているように描いていれば、もっとお涙頂戴に仕上がったと思う。教会での習い事や大家の娘への勉強など、連続性の無さ、150話の構成の見えなさが本作が面白くない原因に間違いない。

あとがき

結局、今の所は、ご近所さんとの交流は「井戸端会議」にもなっておらず、単なる劇中の時間繋ぎ&引き伸ばしパーツにしかなっていないってことなんですよ。本来なら外国人妻が日本の文化に慣れていく道具として、そして政春の仕事の話が進んだ時に、バランス取りのためにエリーにもエピソードが必要だからって道具なんです。

それが後者の役目を果たしておらず、むしろ政春の仕事の話をストップさせる逆効果になっているのが問題。エリーの出番を削るだけでだいぶ違ってくると思いますけどね。

なお、明日12/19(金)のNHK『あさイチ』は『プレミアムトーク“花子とアン総集編”&高梨臨』だそうです。あの迷作の総集編だそうですが、今作と比べたら意外とマシに見えたりして…

――というわけで、『マッサン』を毎朝「なんだかなあ」と思いつつ観ているあなた、いっそ史実をきちんと知ってしまうのもアリです。史実なら、ニッカウヰスキー80周年サイト「竹鶴政孝物語」がお薦め。やはりご本家が一番です。

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【これまでの感想】
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