相棒Season13 (第9話・12/17) 感想
テレ朝系『相棒Season13』(公式)
第9話『サイドストーリー』の感想。
右京(水谷豊)らは、訪問介護を担当する若い女性・奈々が殺された事件の捜査に乗り出す。現場から逃走した男が逮捕されていたが、真犯人が別にいるとの匿名情報が入ったのだ。夜はキャバクラで働き、常連客の家を泊まり歩いていた奈々に世間の批判が集中する中、右京は家族に渡すはずの介護ノートが奈々の所持品の中にあったことに注目。奈々が介護を担当していた佳枝(丘みつ子)が息子と暮らす家を訪ねる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
刑事ドラマが刑事ドラマを嘲るアイデアは面白い
刑事ドラマの登場人物が、劇中の「刑事ドラマ」を嘲(あざけ)るような構成とサブタイトルで、今や日本を代表する刑事ドラマである『相棒』が自らを評するかのようなちょっと挑戦的な内容で、その発想やストーリー自体の工夫は悪くなかった。
結局、『杉下右京の事件簿』になっちゃった
しかし、残念ながら今回も『杉下右京の事件簿』になってしまった。ただ、いつもの?『事件簿』と違うのは、右京(水谷豊)が佳枝(丘みつ子)にほぼ付きっきりで介護(捜査)さていたため、必然的に享(成宮寛貴)に捜査の出番が出来たこと。
でも、享の捜査と捜査一係の捜査との区別が殆どついていないため、結局『右京の事件簿』になったの残念。まあ、これまで“カイトらしい捜査”とは何かが一切描かれていないから、どうしようもないと言えばそれまでだが…
年内最後も“鬱回”か…
事件そのものは、ただただ三塚奈々(まつながひろこ)の死が可哀想だったのと、現代社会の介護問題を何となく皮肉ったような内容で、年内最後の話が所謂“鬱回”だったのが記憶に残るって感じ。まあ、マスコミの手の裏返しを描いたのが、唯一の社会性ってところだろうか。
あとがき
今更言っても時既に遅しですが、やはり甲斐享と言うキャラクターの設定をもっとしっかり創り込んでおくべきだったと思います。そこが浅いから今回のような時に“カイトらしい捜査”で魅せることが出来ない。ここが『相棒13』の致命的なところ。
正月SPは、これまた豪華ゲストで飾り付けるようですが、ゲストは飽くまでゲスト、メインの右京さんとカイトをきちんと魅せて欲しいです。
なお、『元旦スペシャル』は1月1日(木)午後9:00~11:30の2時間半スペシャルでの放送です。
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