信長協奏曲 (第10話・12/15) 感想
フジテレビ系『信長協奏曲』(公式)
第10話『ニセモノは追放せよ!殿のために死んでいった者たちへ…』の感想。
なお、原作:石井あゆみ『信長協奏曲 (小学館)』は未読、アニメは未見。
光秀こと本物の信長(小栗旬)が断行した延暦寺焼き討ち。サブロー(小栗=2役)は家臣たちの前で、焼き討ちは間違いだったと謝罪する。急に考えを変えた主君をいぶかしむ恒興(向井理)は、光秀が座っていた場所で信長の扇を見つけ、光秀を詰問。光秀から入れ替わりの事実を聞かされた恒興は、サブローも光秀も許すことができず、苦悩する。一方、半兵衛(藤木直人)が警戒する中、秀吉(山田孝之)は新たな計略をめぐらせ…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
いよいよ最終章の始まり、と言った感じだ
第8話の“モリリン”こと森(森下能幸)の生き様に感動させられた辺りから、物語は確実に最終章に入り、正に今回は最終回のための下地づくりと言った印象だ。
個人的には、やるしかない感じの精一杯のサブロー(小栗=2役)と、そのサブロー信長によって変わっていく家臣たちが、必死に戦国時代を生き、国を変えようと燃えていた、第5話辺りまでの、あの情熱や痛快さも再び観てみたいが…
序盤戦と違った、最終章ならではの面白さがある
しかし、テレビドラマとしてはまだまだ面白い。今回であれば、ゆき(夏帆)の将来を憂いサブロー信長に帰蝶(柴咲コウ)が相談するくだりや、利家(藤ヶ谷太輔)とゆきとのデート、そしてゆきの死。利家の怒りと無念の思いなどは、本作らしさ満点。恒興(向井理)が憤慨して、サブローに詰め寄る場面もなかなかの迫力だ。
原作や史実に捉われない、虚構の戦国史を魅せて欲しい
前回も書いたが、原作がどうだとか、戦国史の史実はこうだとか、そう言うことはこの『月9』ドラマの『信長協奏曲』にはどうでも良いこと。本作の楽しさは、歴史上の大有名人が、史実とは別キャラで史実とは違う行動をしてフィクションの戦国史を創り上げていくこと。
どうか、最終回もその路線は崩さずに、オリジナルの面白さで楽しませて欲しい。そして、出来ることならば2015年12月に公開予定の同一キャスト・スタッフでの実写映画も期待できるようなエンディングを魅せて欲しい。
あとがき
最終章を盛り上げるために、恒興の言動が急に豹変し過ぎたのが残念。これまでの“恒ちゃん”キャラのまま真実の中で葛藤した方が、これまでの流れと自然に繋がると思うんですが。まあ、ここまで来たら最終回(15分拡大版)は、お手並み拝見といきましょうかね。
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