黒服物語 (第8話 最終回・12/12) 感想
テレ朝系『黒服物語』(公式)
第8話/最終回『最終回!さらば伝説の黒服!!100人キャバ嬢…修羅場生中継!?●』の感想。
なお、原作漫画:倉科遼(作)、成田マナブ(画)『黒服物語』は未読。
神崎(北村有起哉)が銀龍会構成員に刺され重体に。斉藤(竹中直人)は、綾乃(黒川智花)や杏子(佐々木希)らキャスト一同と売り上げ増を図るが、市村(宮川一朗太)は1週間で1千万円以上売り上げないと閉店だと言い渡す。彰(中島健人)は顧客情報をまとめたノートをキャスト全員に配り、一同も奮闘。そんな中、美樹(柏木由紀)は客の待つホテルに行くよう指示を受ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
意外と良い落としどころに持ってきたぞ
意外と良い落としどころに持ってきたな、そんな最終回だった。放送開始前の番宣なりを見る限りでは、主人公の浪人生が一目惚れした女が働くキャバクラに入店して黒服になり、切磋琢磨世間に揉まれてカリスマオーナーを目指すサクセスストーリーだと思っていた。
このスタッフなら単純な話で終わるわけがない
ただ本作の脚本家は『カラマーゾフの兄弟(2013)』の旺季志ずか氏と『ルーズヴェルト・ゲーム(2014)』の山浦雅大氏。演出は『匿名探偵(2014年)』の小松隆志と『トクボウ 警察庁特殊防犯課(2014)』の植田尚氏と言う一癖も二癖もある布陣。単純な話で終わると思わなかったが、上手にスッキリ落したなって印象だ。
マンネリ化しないための工夫に好感が持てた
主人公・彰(中島健人)の成長自体は少々他力本願的ではあったが、今日の味方が明日の敵と言ったキャバクラ業界の日夜繰り広げられる攻防戦の激しさや、天下取りの部分をサスペンス風に魅せたりと、あちこちに楽しませる工夫が散りばめられていたのは好感が持てる。
主役の中島健人さんが“小川彰”を上手く演じた
出来れば、最終回で一気に…ではなく、中盤でももう少し物語に捻りがあったら、もっと楽しめたかな。でも、視聴率はともかく、主役の中島健人さんが“若気のいたり”を怖がらずに前進し続ける小川彰を、最終回まで上手く演じたと思う。
あとがき
世間ではあまり話題に上がらなかった今作ですが、私は結構楽しみながら、レビューも最終回まで書くことが出来ました。読者さまの反応も少なかったのは少々残念でした。
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