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マッサン (第65回・12/12) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』公式
第11週『子に過ぎたる宝なし』【第65回】の感想。

【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。


英一郎(浅香航大)に話があると鴨居(堤真一)がマッサン(玉山鉄二)の家にやってくるが、本題を切り出せないまま英一郎は二階へと去ってしまう。英一郎との関係に苦悩する鴨居は、夢に真っ直ぐなマッサンと、異国で頑張るエリーと生活を共にすれば何かを変えられると願っていた。そんな鴨居の英一郎への愛情をかいま見たマッサンとエリーは、一緒に食事をして話しあおうと英一郎の部屋に料理を持って向かうのだが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

また台詞で設定説明?いい加減に映像で魅せてよ

鴨居「夢にまっすぐ向こうてがんばっとるマッサン。
        異国で必死に
        アドベンチャーがんばっとるエリーちゃん」
だ、か、ら、これを映像で魅せろって話なのだ。今週は殆どこのパターン。今のマッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)で描くべきことを、全部お互いの台詞で補完し合ってるだけ。流石に毎日、台詞だけで主人公夫婦の設定説明を繰り返されるとイラッとする。

こう言う時こそ「時は流れて…」で良いのに

それに今週のエリーの妊娠から結局流産に至るエピソード。本当に必要だったのか。史実のリタさん(エリーのモデル)は、幼少期から偏頭痛の持病があり、少女期には学校に通えない程の病弱な人。そして日本に来て英語教師などのストレスによって流産し、その後も子供には恵まれなかったそう。

こう言う時こそ、お得意の「時間経過」とナレーションで、「そして、時は流れて…」と元気にがんばっとるエリーちゃんを描けば良かっただけのこと。朝ドラで妊婦さんも多く観ているだろうに、必然性があるならともかく、無いのは明々白々だから、階段からの落下を衝撃映像のように演出することさえ、朝から無神経と言わざるを得ない。

あとがき

中学生と父親のような英一郎と鴨居のやりとりも必要かどうかと思うのに、エリーが階段から落ちて流産なんてどうして描くのでしょう。本作はフィクションですよ。だからこそ、今月は明るく前向きになった「新生マッサン」でウイスキーづくりを描くべきなのに、史実に無い無駄なエピソードを並べて、エリーを持ち上げるだけって、おかしいです。

この感じだと来週は、エリーが子どもを産めない身体になったのをエリーには秘密にして、ご近所さんたちでまたあれこれやりつつ、流石に週半ばで真実を告げてって感じで、鴨居の息子と亡き妻の話を絡めて、人生の悲喜交々を描く中で、ちょこっと山崎工場で実験の話が入るって感じでしょうね。いつになったら「新生マッサン」は活躍するんでしょ?

――というわけで、『マッサン』を毎朝「なんだかなあ」と思いつつ観ているあなた、いっそ史実をきちんと知ってしまうのもアリです。史実なら、ニッカウヰスキー80周年サイト「竹鶴政孝物語」がお薦め。やはりご本家が一番です。

――というわけで、『マッサン』を毎朝「なんだかなあ」と思いつつ観ているあなた、いっそ史実をきちんと知ってしまうのもアリです。史実なら、ニッカウヰスキー80周年サイト「竹鶴政孝物語」がお薦め。やはりご本家が一番です。

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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
1 2 3 4 5 6
第2週『災い転じて福となす』
7 8 9 10 11 12
第3週『住めば都』
13 14 15 16 17 18
第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
19 20 21 22 23 24
第5週『内助の功』
25 26 27 28 29 30
第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
43 44 45 46 47 48
第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
61 62 63 64

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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