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松本清張二夜連続ドラマスペシャル 「松本清張~坂道の家」 (2014/12/6) 感想

テレ朝系松本清張 二夜連続ドラマスペシャル 悪女の事件簿・第一夜『坂道の家』公式
『松本清張の社会派推理小説の名作を監督・鶴橋康夫×脚本・池端俊策でスペシャルドラマ化!主演・尾野真千子、柄本明、小澤征悦ほか実力派俳優が結集!』の感想。
なお、原作小説・松本清張『黒い画集(第3話に収録)』は未読。但し、過去の映像作品は数作鑑賞済み。


若く美しい女・りえ子(尾野真千子)。りえ子に魅了され、お金を貢いでいる初老の男・吉太郎(柄本明)。そんな2人の関係が、りえ子の初恋の相手・直樹(小澤征悦)との再会で3人を愛憎渦巻く修羅場へと変えていく…。金と愛欲がまつわる駆け引き、悲しい人間の業、やがて芽ばえる殺意!サスペンスフルで魅力あふれる異色群像ミステリー。
---上記のあらすじは[テレビ朝日サイト]より引用---

配役と演技力で見応え十分な2時間ドラマに

トラウマを抱え男を騙す美人・りえ子を演じる尾野真千子さん、金を貢ぐ初老の男・吉太郎を演じる柄本明さん、りえ子の初恋の相手・直樹を演じる小澤征悦さん、吉太郎の浮気を暴く妻・ミツを演じる渡辺えりさん、直樹の婚約者・朝美を演じるまりゑさんと、まあよくぞここまで揃えたなと言える絶妙な配役。

そして個々の役どころをしっかり演じる演技力。そう、本作はこの見事な配役と俳優陣の演技力で、最後まで見応えたっぷりな2時間サスペンスに仕上がった。と言いたいところだが、そう簡単に決着する訳にはいかない。

りえ子の過去を描いた割に、十分に活かされなかった

原作は未読だから比較しない。過去の映像作品とは、内容も配役もかなり違う部分も多いから比較しても意味が無い。だから、今作だけで考えてみると、まず、気になったのが、散々番宣で告知していた

本作を簡単に書くと、ある中年男・吉太郎が若い女性・りえ子にのめり込み、次第に嫉妬や独占欲が狂気に転じてゆく過程を描くドラマ。今作では美しさと強かさを合わせ持つ美容師が、真面目だけが取り得の冴えない寝具屋の中年男を翻弄して、ついに「坂道の家」に囲われ、男の人生を破滅させていく話。

だから、どちらかと言えば吉太郎が主人公なのだ。しかし、今作は、りえ子の悲しい過去にかなりスポットが当てられていた。それはある意味でりえ子の人物設定に深みが出て、新解釈の面白さとして悪くない。

でも、その割にりえ子が転落していくのは、幼馴染との浮気がバレた後半も終わり頃から。その頃には吉太郎の転落はとっくに始まっており、そこの時間差が気になってしまった。どうせ、りえ子の背景も描くなら、共に転がり堕ちた方が新解釈が活きたのではないだろうか。

盗み撮りも覗き見されるのは、脇が甘すぎる

それと、りえ子と直樹の浮気がバレるきっかけとなる興信所の盗み撮り写真にしても、中学生が望遠鏡での覗き見でりえ子が氷をくだくのを見つけてしまうくだりも、流石に脇が甘すぎる印象が否めない。まあ、愛は盲目とのことで脳内処理するのもアリだと思うが、やはり取って付けた感が残念。

あとがき

原作云々を言わずに、1本の2時間サスペンスとして見れば、意外と満足感は高かったです。ただ、「松本清張原作」との冠がついた訳ですから、私としてはもう少し社会性なり、人間の深い部分の恐ろしさや弱さを魅せて欲しかったです。

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【これまでの感想】
松本清張二夜連続ドラマスペシャル 「松本清張~霧の旗」 (2014/12/7) 感想

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