ドクターX ~外科医・大門未知子~[3] (第9話・12/4) 感想
テレ朝系『ドクターX ~外科医・大門未知子~(第3シリーズ)』(公式)
第9話『患者にとって医者は一人。あんたもプロでしょ!』ラテ欄『モデルのプライドVS失敗させない女!!』の感想。
がんが脊椎に転移したスーパーモデルの真耶が加地(勝村政信)を主治医に指名して来院。3年前に無名だった真耶の膵臓(すいぞう)がん手術を執刀したのが加地だったのだ。手術を引き受けた加地は、富士川(古田新太)が論文で発表した新たな術式を採用するつもりだ。未知子(米倉涼子)は全摘による別の術式を提案するが、真耶の強い要望により早期退院を目指す加地と、手術を世界初の症例にしたい富士川に却下される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
わたしにも、晶さんが欲しい
今回も医療ドラマとしても本シリーズの1話としても面白いのは間違いない。そして、更に今回で思ったのは同じフリーランスとして、神原名医紹介所のような派遣会社と晶さん(岸部一徳)のような優秀なプロデューサー兼営業マンが欲しいと思ってしまった。
あの最後に天童(北大路欣也)に強気に差し出した「1千万円」の請求書。天童の様子を恐る恐る見ながらも承認を得て、久し振りにスキップして帰るあの晶さんの後ろ姿を見るとついつい思ってしまう。ああ、私にも晶さんが欲しい。
初見の見立てもオペも絶対に失敗しないことで…
さて本題。とにかく私はそもそも本作への期待値が高いだけに、気になるところが気になってしまう。
その1つが、未知子(米倉涼子)が絶対に失敗しないのが見所なのだが、未知子の患者の初見での見立て(選択肢)が間違いないことを、視聴者全員がお見通しだから、あとはドラマをどう落とすかの1点しか、オペの部分の面白さが少ないこと。マンネリ化とまでは言わないが、もう少し工夫があったらもっと面白くなると思う。
「新症例」や「論文」より未知子の患者第一主義を
また、「新症例を」と言葉で煽るだけで、本当にその術式が世界で最先端なのか、合同カンファレンスやオペのシーンから解り難いこと。もちろん脳内補完すれば何の問題も無いのだが。
ストーリー上、「新症例」とその「論文」が必要なのは解るが。そこを描き過ぎて、未知子の“患者第一主義”や“正義感”、“孤高さ”が薄まって表現されてしまっているように感じるのは残念。
あとがき
いやあ、本当に面白いホんですけどね。期待するだけに小さなことも気になります。私は、もう少し未知子のスーパードクターであることと、患者の命を第一に考える姿勢を中心に描いて欲しいなと思います。
院内の東西派閥争いや「日本医療産業機構」のエピソードよりも、医局所属とフリーランスのドクターとの戦いを観たいです。今回の加地(勝村政信)のエピソードなんかは、最後に未知子に「西部劇」と言う台詞を言わせたりと、なかなか良い所を行っていたと思いますが。次回からの最終章に期待します。
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