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映画「フューリー」 感想と採点 ※ネタバレなし

映画「フューリー」
映画 『フューリー』 公式)を昨日(映画の日)、劇場鑑賞。採点は ★★★ ☆☆ (5点満点で3点)。100点満点なら65点にします。


ざっくりストーリー

1945年4月、第二次世界大戦の最終局面のドイツ。ナチスが大暴れするドイツ軍に侵攻を進める連合軍に、ベテラン兵士ウォーダディー(ブラッド・ピット)の部隊に、戦闘経験の無い副操縦士の新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配属される。

“フューリー”(=激しい怒り)と命名された戦車シャーマンM4に乗るウォーダディーら5人の兵士たちは、繰り返される激戦の中で互いの絆を育んでいくが、他部隊は次々と潰されていく。

何とか生き残るウォーダディーの部隊だが、300名ものドイツ軍部隊に包囲されてしまう。そして、無謀にも5人で300人立ち向かう決意をする…

蓋を開けてみれば、至って普通の戦争映画…

予告編によれば、「本年度アカデミー賞最有力」「ブラッド・ピット最高傑作」のキャッチコピーに、車長としてワイルドでカッコいい軍服姿のプラピに銃声だけでビクつく新兵、本物の戦車を使った戦闘シーンと、かなり図太くて男臭い戦争アクション映画と期待したのだが、蓋を開けてみれば至って普通の戦争映画だ。

戦車と戦車兵に焦点を当てた新鮮さはある!

本作最大の見所は、本物の戦車を使用した戦闘シーンだ。そして、戦車と戦車兵にフォーカスを絞り込んだ戦争映画としては新鮮味もある。しかし、迫力ある戦車VS戦車の激戦のシーンは意外に少ない。

また、次々と仲間たちの戦車が破壊され、主人公の戦車1台だけが残って、さあこれからと言う時にその1台が…。うーん、残念過ぎる。

もっとメインの5人を掘り下げたら良かったのに…

そこで戦争映画に欠かせない戦友同士の固い絆や兵士としての生き様、生死の駆け引きなどの人間ドラマはどうかと言うと…

確かに中盤の長尺を割いて、車長の人間性や新兵のいろんな意味での?成長は描かれるが、僅か5人しかいない部隊なのに、他の3人のキャラの掘り下げが足りないし、狭い戦車内でのやり取りも何処かで観たような感じが否めなかった。

もう少し主人公の決断に至る説得力が欲しかった…

そして、いよいよ本作のクライマックスのくだりだが、ネタバレするといけないから詳細には触れないが、300人のドイツ兵を相手に車長ウォーダディーが「ここが俺の家だ」と“フューリー”に籠城するのを決め、4人も同調する。

しかし、その判断に至るまでの物語の説得力が乏しいから、「なぜ無駄死にを選ぶのか?」が頭から離れなかった。

あとがき

戦争と言う残酷な歴史を大渦に例えるならば、その大渦の中の1枚の木の葉どころか、塵のようなごく些細な出来事に、本作がスポットライトを当てた価値はあります。そして、戦争の残虐さや恐ろしさや陰惨さ、戦場と言う極限下での理不尽さなども描かれいます。

でも、すべての要素がこれまでの戦争映画を超えていないのが残念。ただ、多くの犠牲を強いた激戦が過ぎた後のとてつもない虚しさが、劇場を出ても心に残るのは悪くないです…

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