マッサン (第54回・11/29) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』【第54回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
鴨居(堤真一)とともに働くことを決意したマッサン(玉山鉄二)。エリー(シャーロット)とともに広島の実家へと向かうと、なぜか早苗(泉ピン子)は上機嫌。しかし、鴨居商店に就職し本格的にウイスキーづくりを始めると報告した途端、ついに夢と結婚を諦め酒蔵を継ぐ気になったと勘違いしていた早苗は不機嫌に。そして、早苗は「どうして外国人に生まれてきたんじゃ」と複雑な思いをエリーにぶつけるのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
何度も同じようなくだりばかり…
相変わらず経済的に余裕があるのかないのか全く不明な主人公夫婦だが、今日は突然広島の実家へマッサン(玉山鉄二)の就職の報告にやってきた。早苗(泉ピン子)も劇中で「何度もおんなじことを言うようで悪いけど」と言っているが、正に既視感ありありのエピソード。取り敢えずウイスキーづくりが前進しそうだから良いか。
人情を感じない主人公夫婦で「人情喜劇」…
今日を観ても、早苗はもちろん俊夫(八嶋智人)も“心”がある。しかし、残念ながらマッサンもエリー(シャーロット)からも“心”や“感情”の類を感じない。
エリーは“日本人の心”とか言ったり、時々歌を歌っては情緒的な描写を見せるが、2人の言動からは、自分たちのことしか考えていないようにしか見えない。ここが変わらないといつになっても「人情喜劇」は中身無しだと思う。
最近、土曜日が一番面白くないような…
最近、土曜日が一番面白くないような気がするのは私だけだろうか。まあ、月から金がどうでも良いような話だから、土曜日でまとめたところで大したことは出来ないし、月曜に希望と持たせるようなエピソードもほぼ無い状態。そして予告編も史実を知れば「やっとここを描くのか!」レベル。
あとがき
また、エリーが日を重ねる毎に気まぐれの自分勝手で開き直った外国人妻にしか見えなくなり、政春も大きなことを言うだけで芯が通っている男にも見えなくなっています。もっと魅力的な夫婦に描いて欲しい。もうそれだけです。モデルの人生は年表を読めば解ります。だからこそ本作ではフィクションならではの“ドラマ”が観たいのです…
次週は工場の候補地に北海道を勧める政春と、コスト面で大阪に近い山崎を推す鴨居との攻防の中で、政春のウイスキー製造技術の片りんを垣間見ていくって感じなんでしょう。と言うことは、エリーの出番をまた無理矢理作ってご近所さんといろいろやるのかな。とにかくウイスキーメインでお願いしたいです。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
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第7週『触らぬ神に祟りなし』
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第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
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