土曜プレミアム 「リーガルハイ・スペシャル」 (2014/11/22) 感想
フジテレビ系土曜プレミアム『リーガルハイ・スペシャル』(公式)
『大人気法廷コメディ完全新作!大病院で起きた突然死…医療ミスか不可抗力か!白い巨塔に隠された闇?愛憎渦巻く裁判の罠?』の感想。
古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)のもとに、巨大総合病院から弁護の依頼が入る。依頼は、1年前に病院内で死亡した患者の妻・中原さやか(吉瀬美智子)が弁護士を立て、病院に対してクレームを入れてきた件を処理してほしいという内容。
古美門が対峙した弁護士・九條和馬(大森南朋)は、うだつの上がらない中年で、依頼人の夫が死んだ原因を院長である赤目義二(古谷一行)の医療過誤と決めつけ、お金を巻き上げようとする“たかり弁護士"であった。もちろん、百戦錬磨の古美門に九條がかなうわけもなく、あっさりと追い払われてしまう。しかし、その後、古美門のもとに九條が病院を正式に訴えてきたと赤目から連絡が入る。
初めは、余裕を見せていた古美門だが、法廷で“たかり弁護士"ならではの戦い方を見せる九條に苦戦を強いられることに。そして、裁判は、古美門に対して激しい敵対心を燃やす三木長一郎(生瀬勝久)や、三木の秘書・沢地君江(小池栄子)をも巻き込み、やがて大きな裁判へと発展していく。果たして、古美門は勝利を収めることができるのか。
---記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ゲスト等の人間ドラマにレギュラー陣が加わる新鮮さ!
熱烈な支持と続編を熱望する声に応えた2度のシリーズ化と1本のスペシャルドラマを経てのスペシャル第2弾の今作。まず、私が今回を観終えて思ったのは、今回の企画と構成の秀逸さだ。
普通のSPなら、“ゲストを招く”スタイルなのに対して、今作は、“ゲストたちが創り上げる人間ドラマにレギュラー陣が混入する”と言う真逆のスタイル。
“たかり弁護士”・九條和馬を演じる大森南朋さんを始め、院長の赤目義二を演じた古谷一行さんなど実力派や大ベテラン俳優たちが構築した今回の現実的で見応えのある医療過誤裁判の舞台。そこに、お馴染みのメンバーたちがいつもの世界観を持ち込んだ。
結果的に、これまで以上に『リーガルハイ』らしく、また見事なスペシャルらしい『リーガルハイ・スペシャル』として成立させた。そんな不思議な楽しさが全編に漂っていたと思う。さすが、設定にブレが無い本作だからこそのスペシャルドラマだった。
ラスト20分も圧巻!
偏屈で毒舌な上に気分屋で超わがままななのに何故か憎めない弁護士・古美門研介(堺雅人)が、依頼人が亡くなっても依頼人を信じ続け必死に弁護する姿。じわじわとリングサイドに詰め寄られる九條弁護士もスリリングで見応え十分。
また、裁判が終わったあとの数分間のエピローグも落ち度無し。ユーモアあり涙あり希望あり、そしていつもの勝利の祝杯に馬鹿馬鹿しさも健在。ただ、唯一捻りの効いたオチは無かったのが残念だった。
あとがき
もう少しマンネリ化するかなと思ったのですが、とにかくゲストのラインナップと企画構成の絶妙さ、そしてオチのあっさりさも新鮮さらしく、これで続編なり次のSPへ繋がったと思います。と言うか、『続』に期待します。
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【これまでの感想】
リーガルハイ 第2シリーズ (第10話 最終回30分拡大!・12/11) 感想
土曜プレミアム特別企画・スペシャルドラマ「リーガル・ハイ」 (4/13) 感想
リーガル・ハイ(第11話 最終回・6/26) 感想
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