マッサン (第48回・11/22) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第8週『絵に描いた餅』【第48回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
エリー(シャーロット)と二人の子どものことを考え、実家に帰ってくると早苗(泉ピン子)と政志(前田吟)に告げるマッサン(玉山鉄二)。しかし、政志と早苗はその申し出を受け付けず、大阪へ帰れと告げる。さらに、政志は蔵の仕事を手伝わせた真意をマッサンに語り、その言葉を聞いたマッサンはウイスキーづくりへの情熱がこみ上げてくるのだった。そして、エリーとマッサンはもう一度二人の未来について話し合う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
父は息子の何を見たと言うのだ!
政志「もうちいと、汗掻いてみい」うーん、政志(前田吟)がマッサン(玉山鉄二)にエールを送る的なことを描きたいのだろうか。確かに、視聴者から見ても、政春は無職で好き勝手遊んでいるようにしか映っていないが、劇中の父親は息子の夢に対して何もしていない状況を、いつ見たと言うのだ。
それ以前に、今の政春は上で書いたようにしか視聴者には見えていないが、政春本人は夢を諦めたとも、捨てたとも言っていない。ただ、悩んでいるようにも見えないから解り難いだけだ。それを父のこの台詞で“汗を掻いていない”と決め付け押し付けるのは間違ってる。そうならそうで、そう見えるように描くべきだ。
今週は何を描きたかったのか!?
結局、今週は何を描きたかったのか全く理解できない。中盤で長々字幕を読ませたって何も伝わってこない。全く描いてこなかった政春とエリーのくすぶっている夢を再燃させたいだけなら、単純に家賃が払えないから実家に世話になりに来て、その結果として女中のくだりでお金を貰って、やる気も貰って、大阪へ帰るだけで良かったのに…
嘘の電報で帰省させ、日本酒造りを見せて、なぜか唐突に政春とエリーに妊娠もしていないのに二世を考えさせ、あれこれ父と母から教わって大阪へ帰る。これで何が伝わると思っているのだろう。私が観たいのは日本酒造りでも嫁姑問題でも無い。日本初の国産ウイスキーづくりの話だ。なぜ苦悩し葛藤し前進していくマッサンとエリーを描かないのか?
あとがき
散々、「土曜日だけ見ればよいです」と書いてきましたが、ごめんなさい。土曜日も観なくて良かったです。なんと今週は嘘電報をきっかけに広島の実家へ帰り、お金を頂いて大阪に戻るだけの、めでたしめでたしって話でした。
でも、予告編によれば、来週は少しはウイスキーの香りが漂いそうです。マッサンはぐだぐだしたままのようですけど。次週にも期待せず粛々と観ようと思います。
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