ママとパパが生きる理由。 (第1話・11/20) 感想

TBS系『ママとパパが生きる理由。』公式
第1話『夫婦で余命宣告。実話をもとに描いた家族の愛の物語』の感想。
なお、原案:芽生『私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。』は未読。


柊子(吹石一恵)は夫の賢一(青木崇高)と6歳の長女・亜衣(渡邉このみ)、3歳の長男・由宇(五十嵐陽向)の4人家族。柊子はホノルルマラソン出場を目指し毎朝ジョギングに励んでいた。ある日、柊子の右胸に痛みが走り、検査の結果、乳がんと判明。肝臓にも転移し外科的処置は無理な段階で、抗がん剤しか手がない状態だった。賢一にがんを告白した柊子は、家族のためにも明るく乗り切ろうと決意する。一方、賢一にもある通知が来る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

私の耳に実話が届いてしまっているから…

怪物級の大人気番組の裏で、更に第1話から野球で40分遅延スタートで始まった今作。実話だし、その実話の家族の現在の状況が私の耳に届いてしまっている状態で観るのは、いろんな意味で辛いと思ったが、命のドラマとして第1話を観てみた。

夫婦や家族は丁寧に描かれていた…

夫婦、そして家族は(意外に?)丁寧に描かれているし、吹石一恵さんらの演技や存在感も相まって、どこにでもいそうな夫婦、家族に描かれていたと思います。その点においては、単なるお涙頂戴ドラマにしたくないと言うつくり手の思いがあるのかなと推測できた。

本作は“ちゃんと死ぬための時間”を描くのか…

ただ、気になったと言うか、もしかするとここが本作のポイントになるかなと思う部分があった。それは“ちゃんと死ぬための時間”を描くのかどうかと言うことだ。

当blogでは度々紹介する“看護のバイブル”と言われるスイスの精神科医・エリザベス・キューブラー・ロスの書『死ぬ瞬間―死とその過程について』には、多くの患者(すべての患者に当て嵌まるものではない)の心理状態は、「否認と孤立」「怒り」「取り引き」「抑うつ」「受容」と順に変化するとある。

私は、この4段階を丁寧に描きつつ物語は進むと勝手に想像したのだが、本作での主人公・柊子(吹石一恵)はその4段階をあっと言う間に進んでしまった。と言うことは、語弊があるのを承知で書くと、ただ夫婦で余命宣告を受けた家族の話ってことになりやしないだろうか。

劇中の家族を応援しながら観ることが出来るなら…

ただ、がんの治療には早期発見が一番であるとか、生きている今を大切にしようとか、他人事ではないとか、家族は大切とか、いろいろ命や人生のテーマがあり、それらを視聴者にもう一度考え直して欲しいと言う企画は悪いとは思わない。こう言う部分に共感して劇中の家族を応援すると言う楽しみ方こそ、正しいのだとも思う。

ただ、現実的な話として、決して失敗しない医師が大活躍するドラマの裏であることと、身内をがんで亡くした立場からすると、2時間スペシャルならまだしも、原案通りに進むとしたら毎週観て、しかも感想記事を書くのは辛すぎる…

あとがき

ドラマは録画で見続けるかもしれませんが、感想の記事は今回が最初で最後にします。それにしても、なぜこの時期にこの放送枠で連ドラ化したんでしょう。他の編成であれば、もう少し違った作品として世に出たような気がします…

【当blog内の関連記事】
【書評】「死ぬ瞬間―死とその過程について」エリザベス キューブラー・ロス (著)
「はなちゃんのみそ汁」 24時間テレビ37 SPドラマ (2014/8/30) 感想
「今日の日はさようなら」 24時間テレビ36 SPドラマ (2013/8/24) 感想

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