相棒Season13 (第6話・11/19) 感想
テレ朝系『相棒Season13』(公式)
第6話『ママ友』の感想。
右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は仕事で出掛けた山の中で、人を捜す主婦の雅代(岩崎ひろみ)と知り合う。2日前、河原で近隣家族とバーベキュー中に、広子(三輪ひとみ)が消えてしまったという。当日の写真を調べた雅代は、空白の時間がある3人の参加者の中の1人が広子を殺害したのではないかと疑っていた。3人は雅代のママ友で、広子は独身の翻訳家だという。右京らは早速、広子の自宅を調べるが、室内の洋書は全て新品で…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ここまで偶然の産物で物語が進むのは困る!?
全体の事件やその解決までの経緯は、偶然に次ぐ偶然の産物ばかりで、ほぼ現実味が無かったのが残念過ぎる。テーマである『ママ友』なんて、現代的なテーマで面白そうと期待したのだが、ここまでトントン拍子に円満解決しちゃうと、いくら捻りまくった犯行と証拠で構築した脚本も、お伽話ではないかとさえ思えてしまった…
確かに右京1人の観察力と閃きで成立しているのだが…
ただ、前回よりも更に改善されたことがある。前回よりも更に改善されたことがある。それは、私がいつも言っているここ最近の『相棒』の『杉下右京の事件簿』化だ。もちろん、全体の構成も事件解決までの流れも、ほぼ右京(水谷豊)さんの鋭い観察力と閃きから創出される面白さで成立しているのは間違いないのだが…
『右京と享の事件簿』になっただけマシ!
しかし、今回の最大の特徴は、享(成宮寛貴)の台詞が多かったこと。なーんだとお思いかもしれないが、最近の『相棒』は、右京だけの台詞で成立するような物語(要は、享の必然性が無い)の一部の台詞を享に分けて描いているような作品が多かった。
だが、半ば強引とは言え、享の台詞が多くなるだけで、享が“何かやった”ように感じてくるものだ。もう、本来私が望んでいる右京と享の個性のぶつかり合いが楽しめる『相棒』に期待が出来ないなら、2人の出番が同じであるだけでもマシだ。
本作のファンとしては残念だが、『杉下右京の事件簿』よりも『杉下右京と甲斐享の事件簿』の方がうれしい…
あとがき
いろいろ捻ってはいたものの、この類の話としてはベタですよね。それにご都合主義が過ぎて、流石においおいって突っ込みたくなりました。でも、何とか『右京の事件簿』から『右京と享の事件簿』になったってことで、再来週に期待です。
※11月26日の放送はお休みです。
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