マッサン (第45回・11/19) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第8週『絵に描いた餅』【第45回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
俊夫(八嶋智人)との日本酒造りが楽しくないと愚痴るマッサン(玉山鉄二)。一方、エリー(シャーロット)は千加子(西田尚美)から指示された足袋の縫い物に一生懸命取り組む。そんななか、早苗(泉ピン子)と千加子に呼び出され、エリーのためにもウイスキーの夢と結婚を諦めて実家に帰るよう説得されるが、強がり拒否するマッサン。ある夜、亀山の味を学ぼうと残り物の味噌汁を味見するエリーを目撃した千加子は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
優子の亡霊が見えた!
どうやらエリー(シャーロット)の味方を増やしてからウイスキーづくりの話へ…と言う構成らしい。そのために、とにかくエリーばかり描いている本作。嫁として失敗、勉強、成長の繰り返しは、朝ドラらしくて悪くないと思えなくもないのだが、とにかくこればかり繰り返されると流石に飽きてくる。
特に今日の千加子(西田尚美)から料理を教わるくだり。まずは千加子から見方に…と言うのはしょうがないとしても、やってることは以前に放送した優子(相武紗季)の料理教室と全く一緒とは頂けない。
台所の間取りが酷似しているのはもちろん、置いてある物や流しに差し込む日の光、そしてカット割りまでほぼ同じ。この類の料理教室の場面を何度見せられたことか。我々の受信料によって民放に比べたら巨額の制作費があると言うのだから、セットや小道具の使い回しを感じさせない位の配慮はして欲しいものだ。
政春も政春だが、亀山家も亀山家…
エリーが見方をどんどん増やしていく一方で、本当の主人公であるマッサン(玉山鉄二)は相変わらずの放蕩息子っぷりを発揮してるだけ。今日も酒蔵の次男でありながら、自分の家の酒造りにも身を入れない姿を描いたら、視聴者の味方はどんどん減るばかりでないか?
マッサンに帳尻を合わせるように、亀山家の人間たちもおバカキャラになってるのも気になる。脳内補完と想像すれば、政春の両親は政春に亀山酒造(実家)を継がせるために住吉酒造に修行に出したら、住吉酒造が大金を出してスコットランドに留学させた。でも景気が悪くて住吉酒造はウイスキー製造を断念したから、政春はウイスキーへの情熱を捨てられずに退職しただけ。
そんなところへ、父危篤のウソ電報を送って、みんなで政春に説教、エリーには心を開いていくって、一体脚本家はどう言うことを言いたいのか?描くことが無くて、何とか尺を埋めているのは十分承知だが、“料理で味方になる”ってのはもう止めたらいいと思う。
あとがき
今日の内容って何ですか。ウイスキーづくりにも政春にも関係ない話じゃないですか。やはり、今週は土曜日だけ観ておけば良さそうです。
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