信長協奏曲 (第6話・11/17) 感想
フジテレビ系『信長協奏曲』(公式)
第6話『オニが城にやって来た!全国指名手配の書状』の感想。
なお、原作:石井あゆみ『信長協奏曲 (小学館)』とアニメは未読。
覆面をかぶった本物の信長(小栗旬)が光秀の名で家臣に加わり、義昭(堀部圭亮)を擁立しての上洛(じょうらく)を提案。面倒な作法を嫌がるサブロー(小栗=2役)の代わりに光秀が信長として帝との対面を済ませ、義昭が征夷大将軍に。有頂天の義昭はサブローを副将軍にしようと言うが、サブローは戦のない世の中をつくるため、自分が天下を取ると宣言してしまう。そんな中、武将・松永(古田新太)が乗り込んでくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作もアニメも歴史も知らない視聴者が1番楽しめる!
巷では本作と原作やアニメとの比較論争が賑わっているようだが、私は原作もアニメも未読。その上、戦国史も苦手。そう言う視聴者が、サブロー(小栗=2役)含めた登場人物たちに素直に感情移入や共感したり出来るSF時代劇に仕上がっていると思う。
戦国時代と現代的感覚のバランスが良い!
特に昨今テレビや映画における時代劇は、益々現代風な解釈が取り入れらる傾向があるが、そもそも本作はサブローが現代からやってきて、戦国時代の日本を現代風な平和な世の中に変えようと言う物語だから、本作は現代風で当然だ。
その中でそれなりの武士道や戦国の世の厳しさを、現代のマナーやルールや人間関係に上手く重なるように解り易く描かれているのも悪くない。
更に今回は、平成時代からのタイムトラベラーとして以前に登場した斎藤道三(西田敏行)に続いて、松永久秀(古田新太)が登場。ネタ振り的なあざとさは感じつつも、こうして度々戦国時代に平成の風が吹くのも本作らしい遊び心で楽しい。
サブロー信長は頼りないけど、何とかクリアかな?
これは第1話から言えることだが、特に今回は、サブロー信長が頼りなさ過ぎる感が否めない。もう少し周囲の人の心を動かすような魅力的な信長像の方が説得力は増すと思う。ただ、『月9』の主人公で実は高校生と言う設定から考えると、この位にポップで軽率でも良いような気もするし…
ただ一方で、池田恒興(向井理)ら信長軍の信頼感はきちんと描かれているから、まあ何とかクリアかなと。でも、今のままのサブロー信長でももっと内面がしっかり描かれたら、もっと物語の流れもスムーズに感じるとは思う。
あとがき
『月9』に多くを望んでも…って気もしますし、何度も書きますが、原作もアニメも歴史も知らない人なら結構楽しめているのではないかと思います。もちろん私もその内の1人です。次回も期待します。
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