マッサン (第40回・11/13) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第7週『触らぬ神に祟りなし』【第40回】の感想。
泣きながら一人家を飛び出してきた幸子(田中葵)。事情を聞くと、由紀子(愛原実花)が野々村(神尾佑)から離縁を告げられたのだという。どうしても死んだ母親の事を忘れられず、由紀子を「お母さん」と呼べない自分が原因だと自分を責める幸子。エリー(シャーロット)はそんな幸子の気持ちを代弁するが、野々村は結婚したことによって幸子や由紀子を苦しめることになったと聞き入れてはくれないのだった…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
改めまして。10の「この夫婦って○○だよね」集!
今日の15分間を観て、私の脳内補完が間違っていやしないか不安になったから、10個を箇条書きにしてみる。
1.住吉酒造の費用で2年間スコットランドでウイスキーの修行をしたんだよね。
2.そこで、マッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)は出会ったんだよね。
3.2人は夢を共有し、当時まだ珍しかった国際結婚をしたんだよね。
4.マッサンは実家の造り酒屋を捨てて、ウイスキーづくりするんだよね。
5.エリーは右も左も解らない日本を理解しようとしてるんだよね。
6.住吉酒造への恩で、鴨居(堤真一)に再就職を願い出ないんだよね。
7.だから今は仕事が無くて、皿洗いのバイトをしてるんだよね。
8.夫婦で土下座して、野々村(神尾佑)さんに家賃を待って貰ってるよね。
9.マッサンはなぜパン職人の道を歩き出したのか。
10.エリーは野々村家の子供たちに英語を教えて給料を貰ってるんだよね。
以上の10項目が正しいとすると、今日の15分間のこの夫婦の行動ってどう考えてもおかしく見えてしまう。大家さんの家族の話に口を出すエリーも、パン職人になりつつある夫を自慢するエリーも。また、皿洗いも止めてしまったのかも描かれず、パン焼き釜も一切登場しないまま、エリーに共感するだけのマッサンも、おかしくないか?
こうなったら、パン職人への努力でも良いから見せて!
エリーが3丁目べっぴん同盟に自慢できるほど、マッサンがパンづくりに没頭しているなら、マッサンの人柄や人物設定の上からも、きちんと皿洗いを辞めて、パン職人として懸命に努力している姿を描くべきでないか。そう言う情熱の積み重ねが、のちのウイスキーづくりの際にも役立つはずだから。
本来は、パンづくりよりもウイスキーづくりを描けって話なんだが。まさか明日の誕生日会で幸子(田中葵)が父の気持ちを察し、亡き母の遺影をパン釜で燃やすなんてための、パン職人じゃないだろうな。
あとがき
今週は火曜日と今日のあらすじにマッサンが登場しません。まだマッサンは主人公として何もしていないのですから、今の内に主人公としての素性や特性なりをきちんと描いておく時期だと思います(ホントは遅すぎだけど)。
だから、せめて幸子の話を描くにしても、エリー単独のお手柄で無く、マッサンで魅せてこそ、主人公だし連ドラの面白さに繋がると思うんですが。そして明日、写真を窯で焼かないことを祈ります…
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説 マッサン Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 マッサン 上 単行本
マッサンとリタ―ジャパニーズ・ウイスキーの誕生 単行本
NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌“麦の唄" 中島みゆき
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6297/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/408835506.html でも、TB受付けております。