きょうは会社休みます。 (第5話・11/12) 感想
日テレ系『きょうは会社休みます。』(公式)
第5話『恋のライバル現る!痛恨の初修羅場』の感想。
なお、原作:藤村真理『きょうは会社休みます。 (集英社)』は未読。
田之倉(福士蒼汰)が朝尾(玉木宏)に嫉妬していたと知った花笑(綾瀬はるか)は大感激する。その一方、花笑はCEOを退任させられた朝尾が元気でいるのか心配する。そんな中、花笑は歯科衛生士として働くひろ乃(古畑星夏)と偶然再会し、田之倉が好きなので相談に乗ってほしいと言われる。恋敵の出現に動揺する花笑は、田之倉から自分たちの関係をひろ乃に伝えるよう勧められるが、初恋に悩む彼女を見て何も言えなくなる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
出演者のファンが楽しむドラマに戻っちゃったか…
毎度お馴染みになった花笑(綾瀬はるか)の妄想シーンも面白いし、一度退場したかと思いきや朝尾(玉木宏)も戻ってたし、積極的なひろ乃(古畑星夏)も加わって、様々なバトルが繰り広げられる面白さもあるし、出演者のファンが楽しむドラマとしては、益々魅力的なドラマになってきたことは間違いないと思う。
また、群像劇にも戻っちゃったか…
ただ、出演者のファンでない私にとっては、それらはどうでも良いこと。となると気になることが2つある。
1つは、また群像劇に戻ってしまったこと。前回は花笑1人に絞り込んで描いたから、ちょっと昭和の恋愛ドラマやホームドラマの香りも漂って、シンプルで楽しかった。しかし、今回はまた群像劇。
何か中途半端に感じるのだ。花笑の妄想を中心に“らしさ”を表現すると言うことは、主人公だから当然だが、「どうそ花笑を観て下さい」と言う作品なのだ。なのに、大人の事情だか、どんどん脇役を増やして花笑が大勢の中の1人にしてしまっている。
サブタイトルの『恋のライバル現る!痛恨の初修羅場』も幾つも描かれたエピソードの1つにしか過ぎない状態。なぜ花笑だけに絞り込んで描かない?やはり、大人の事情か?
田之倉と花笑の恋愛の奥行き感を描きて欲しい!
気になるもう1つは、田之倉(福士蒼汰)が花笑のどこにどう惚れているのかが、殆ど描かれぬまま物語が進んでいること。本作の最も大切な部分だと思われる部分、田之倉と花笑の恋愛関係が表面的にしか描かれないのが残念。
例えば今回は田之倉が花笑に説教?をするシーンがあったが、突然カップルあるある的なエピソードを挿入しても、2人の恋愛の奥行きが無いから、空振り感が強い。脇役たちのあれこれを描く時間があるなら、主人公の遅い初恋をきちんと描いた方が良いと思うのだが…
あとがき
主人公以外の部分をもっと削れないんですかね。花笑がいろいろな“初体験”と対峙しながら、悩みつつも成長していく姿をせつなくもコミカルに描くのが本作だと思うので、やはり、主人公メインで描いた方が良いと思います。次回に期待します。
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