マッサン (第37回・11/10) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第7週『触らぬ神に祟りなし』【第37回】の感想。
家賃が払えず家主の野々村(神尾佑)に直談判に訪れたマッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)は、教会の歌声教室に通う幸子(田中葵)とナツ(吉田暖)姉妹と再会する。エリーに懐く二人を見た野々村は、家賃を待つかわりに二人に英語を教えてほしいと提案し、エリーは快く引き受ける。しかし、野々村の妻・由紀子(愛原実花)のことを「由紀子さん」と呼ぶ幸子に何か複雑な事情を感じとるエリーであったが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
週明け月曜日の謎、その1「何でも土下座なのに」
マッサン(玉山鉄二)の土下座の安売りはお馴染みだが、今日は家賃支払い延長願いのため夫婦揃って土下座して、支払い延期とエリー(シャーロット)の仕事までゲットしちゃった。女房に土下座させて偉そうに日本の諺を連呼するだけの旦那ってどうなんだろ?
それにしても、マッサンは土下座をしたら何でも手に入ることは百も承知のに、なぜマッサンは未だに鴨居(堤真一)に頭を下げないのか、整合性がとれない。ならば、せめて頭を下げない理由を明確にして欲しいものだが…
週明け月曜日の謎、その2「ウイスキー話が週1日だけ」
先週からウイスキーの話は週にたったの1日しか登場しない。そして、今日、マッサンが家主の野々村(神尾佑)にチラリとウイスキー話をしてしまった。まさか今週の分はこれで終わり?まあ、いつものパターンなら週の半ばに、エリーから「頭を下げなさい」と言われて夫婦喧嘩でもして終わるのが関の山だろうが。
せめて、2,3日に1度くらいは、鴨井を登場させて、ウイスキーの香りを漂わせるべき。それが出来ないなら、いつになったらウイスキーづくりの話が始まるのか、予定表でも提示して欲しいくらいだ。
週明け月曜日の謎、その3「他の夫婦を描く」
主人公はマッサンだからマッサンの仕事なりを描くべきだと言う思いは変わらないが、エリーも妻だし女性ヒロインを描くのも朝ドラらしさの1つだから、まあエリーを描くのは否定しない。しかし、なぜここへきて政春の仕事の話を一時停止してまで、野々村夫婦のことを描くのか?
サブタイトルで『触らぬ神に祟りなし』と言っておきながら、マッサンもエリーも『義を見て為ざるは勇無きなり』状態。意味は、人として行うべき正義と知りながらそれをしないことは、勇気が無いのと同じこと。だからイラッとするばかりなのだ。そして、なぜ諺ありきで物語をつくったような展開にするのか?
あとがき
先週も書きましたが、これって本当に“夫婦が二人三脚でウイスキーづくりの夢を追う人情喜劇”なんですよね。ちっとも笑えないし、ウイスキーも登場しないのですが。
そして、今週はエリーと野々村家の人物紹介週間で終わるってことでしょうか。まさか来年からと噂されている“余市編”までの1か月半、このまだダラダラ進むのでしょうか。技術者を探しているであろう鴨井よりも、私の方がイライラしますよ。
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