マッサン (第34回・11/6) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第6週『情けは人のためならず』【第34回】の感想。
仕事探しに奔走するエリー(シャーロット)は、ある男にぴったりの仕事があると誘われる。一方、マッサン(玉山鉄二)はやはり自分にはウイスキーしかないと、鴨居(堤真一)に頭を下げ雇ってもらうため、気がつけば鴨居商店を訪れていた。そこで派手ないでたちで歌い踊るエリーを見て腰を抜かすマッサン。見世物にされているだけというマッサンとやっと見つけた仕事の邪魔をするなというエリーの夫婦喧嘩が始まるのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今日の3大名台詞!
エリー「マッサンと生きてくためでしょ!」
鴨井「お前、ずっと止まったままなんか!」
キャサリン「呑気やなぁ、職無しの癖に!」私が選んだ今日の3大名台詞だ。今週はこの3つの台詞を映像化しているだけだ。3大名セリフにマッサン(玉山鉄二)が入っていないことも大問題だし、物語が完全に止まってしまっているのは更に大問題だと思う。
今週は、エリーの人物紹介週間ってことにするか!
このウイスキーづくりの停止状態を、ウイスキーづくりの山あり谷ありの“谷”の部分として捉えると言う考え方もある。そう前向きに捉えれば、今週はエリー(シャーロット)の紹介週間と言えるかもしれない。歌って踊って病気も診れるって。主人公が動かないなら、そう捉えるしかないかもしれない…
朝から積極的に観たくないシーンばかり…
ただ、エリーの少々下品な着物の着付けとダンスや、無職の旦那を思っての行動を頭から「見世物」と一喝する旦那や、鴨居(堤真一)からお金を貰ってシメシメ的なエリーとか、家賃も払えないのに居酒屋で夫婦で晩酌していたり、夜に医者がおらずエリーが子供を助けるくだりは『赤毛のアン』っぽいし…
なんか、全体的に積極的に朝から観たい内容では無い。こんな描写ばかりだから、主人公の夫婦も物語そのものも、どんどん魅力を失っていく。こんな状態で、ウイスキーづくりが描かれても、マッサンをエリーを応援できるのだろうか?
あとがき
マッサンが現状を葛藤や試練と全く受け止めていないように描くのはどうしてなんでしょう。エリーもマッサンの夢のためと言うよりお金と近所付き合いのための描写ばかり。今日は久し振りにウイスキーの瓶を見ましたが、本作が国産初のウイスキーが出来るまでを描いているドラマなのか、ホントに不思議、いや不安になってきました。
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