女はそれを許さない (第3話・11/4) 感想
TBS系『女はそれを許さない』(公式)
第3話『痴漢されたOL…逆慰謝料2000万のワナ』の感想。
痴漢被害に遭ったOLの早苗(小林涼子)が、加害者の佐々木(岡部たかし)は無罪となり、逆に損害賠償を要求されたと相談に訪れた。別件を抱える麗(深田恭子)は、凛香(寺島しのぶ)からこの案件を優先するよう促される。佐々木の代理人は凛香の古巣の後輩・工藤(吉沢悠)だったのだ。凛香は、佐々木が痴漢事件が原因だと訴える解雇も離婚も、事件とは無関係という情報を入手し、工藤に迫るが、工藤も新事実を持ち出してくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ノー天気で鈍感でおどおどしてる麗を見せたいだけ?
深田恭子さんが望んだのか企画がそうさせているのか知らないが、このドラマも既視感ありありなノー天気で鈍感でおどおどしてる主人公・麗と言う役。この時点で第1話からマイナス印象で始まっている今作。
折角、第2話で麗が成長したのに…
しかし、第2話で予想外に早めに麗が成長したから、「よし、このまま突っ走れ!」と思ったのも束の間、今回は、折角の成長を活かさず、第3話でもノー天気で鈍感でおどおどしてる麗を登場させるために、わざわざ麗と凛香(寺島しのぶ)に3つもの案件を背負わせた。
痴漢事件の面白さが、あれこれ描いたお蔭で逆効果に…
お蔭で、折角メインの痴漢冤罪事件から損害賠償訴訟へ転換する物語が良く出来ていて面白いのに、他の案件も手掛けているからぼやけてしまった。さらに、麗の成長も足踏み状態から少し進んだだけの印象になってしまった。
本作の面白さとは!?
本作の面白さは、麗と凛香の対比であり、凛香の指導による麗の成長でり、麗のふとした気づきによる事件解決だと思う。この3つのバランスが良くないと本当の面白さは出ないはず。そのためには、もっと麗の周囲をシンプルにした方が良かったと思う。
1時間なのだからシンプル・イズ・ベスト!
麗にあれこれ経験させたいとか、事件と事件を絡めて複雑な案件を解決したように見せたいのもわからないではないが、本作の面白さを削ぐようなら、先に書いたようにシンプル・イズ・ベストを信じた方が良いと思う。
あとがき
最後のどんでん返しでの麗の勇ましい姿との対比のために、ノー天気で鈍感でおどおどしてる麗を描きているのでしょうが、もう少し個性的な設定に出来ないものでしょうか。流石に物語の面白さより、深田さんのいつもの演技に飽きて来ちゃいました。
エピローグのOLの早苗(小林涼子)への麗の言葉とか清々しさとか、とても良いと思うんです。それだけに、なんとかして欲しいです。
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第1話 第2話
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