信長協奏曲 (第4話・11/3) 感想
フジテレビ系『信長協奏曲』(公式)
第4話『塵も積もれば道になる!サルの一夜城大作戦』の感想。
なお、原作:石井あゆみ『信長協奏曲 (小学館)』は未読。
家康(濱田岳)が織田家と同盟を結ぶためやって来た。歴史オンチでも家康の名前ぐらい知っていたサブロー(小栗旬)は、彼が歴史に名を残す大物だと称賛。感激した家康は一生信長についていくと誓う。一方、サブローと会った信長の妹・市(水原希子)は、入れ替わりに気付かず、兄が明るくなったと喜ぶ。そんな中、美濃の天才軍師・半兵衛(藤木直人)が信長に仕えたいと申し出て、織田家内部に裏切り者がいると告発する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
“新生信長”のオリジナリティを上手く魅せた!
前回のあとがきで「サブローが戦国時代に慣れてきたってことなんでしょうか、前回までのサブローより軽くなってますね」と書いたが、今回はその“戦国時代への慣れ”を程良く活かして、主人公・サブロー(小栗旬)の“新生信長”が歴史上の信長とも、この虚構の世界の中での他の武将とも違うことも上手く魅せたと思う。
史実に遠慮せず、「月9」は面白いドラマを作るべき!
ご存知の通り、本作はフィクション。史実通りに描くのはNHKに任せておけばいい。こちらはどこまでも虚構の世界を追求して、それこそ歴史を捻じ曲げても面白いドラマを作るべき。その意味で、冒頭のビックダディや家康(濱田岳)のくだりも悪くない。そして、何より歴史音痴な主人公の個性的な采配で日本を元気にして欲しいと思う。
“新生信長”の痛快さやパワーが「月9」らしい!
31歳の小栗さんが演じる高校生サブローと、そのサブローが演じる信長が、妙に重なり合って不思議で魅力的な“新生信長”像が出来上がりつつあると思う。もはや“新生信長”なら本当に戦の無い世の中を作れるのではないかとさえ思えてくる。
もちろん主人公と主役が立つのは、他の登場人物たちや演者たちとの関係が見事にピッタリ合っていると言うのも大きな理由。“新生信長”が、戦国時代の敵味方の立場や上下関係を時代劇らしく魅せながら破壊していく。この痛快さやパワーこそ、月曜日の『月9』に相応しいと思う。
あとがき
笑いあり怒りあり涙ありって感じで、ほぼ安心して観られるようになってきたと思います。ただ、今回唯一気になったのはお市の配役。いろいろ言いたいですが、幾ら虚構の世界でも日本人に見える女優さんにして欲しかったかな?次回に期待します。
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