ボーダーライン (第5話 最終回・11/1) 感想
NHK総合土曜ドラマ『ボーダーライン』(公式)
第5話/最終回『消防の境界線』ラテ欄『消防の境界線~隊長が猛火の中に!署員たちの間には亀裂が!』の感想。
消火隊長の蔭山(筧利夫)は、災害現場で部下を亡くしたことで現場を去ったが、東日本大震災の惨状を見て、やるべきことがまだあると感じ現場に復帰。そして明(小池徹平)の消防士としての成長を見て、勇気をもらっていたと語る。一方、楓(藤原紀香)は娘の親権を奪われないよう、危険なこの仕事を辞めようと考えていた。そんな折、蔭山は明と一緒に入った火災現場で、明が要救助者がいると誤認したことから猛火に包まれる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
いろんな「ボーダーライン」を描き過ぎて…
前回の予想通り、「今日も全員、がんばってる。そして、明日も全員がんばるだろう」みたいな形で終わった最終回。脚本家の言わんとしていることは解らない訳でもない。しかし、このタイトル『ボーダーライン』にいろんな意味を含ませ過ぎた結果、焦点ボケの作品に仕上がってしまったような気がする。
群像劇の中に主人公の物語が埋もれてしまった…
特に残念だったのは、群像劇の中に主人公・明(小池徹平)の成長の物語が埋もれてしまい、顔の覗かせたのは最終回の半ばになってからだったこと。全5話と言う構成を考えると、通常の全10話に置き換えれば1話分程度ある訳だが、やはり5時間近く放送して実質2,30分しか主人公の物語が無いのは物足りないし、それで良かったのかと思わざるを得ない。
結局、ラスト30分で良かったのでは?
それと、これは「消防」と言い職業ドラマだからしょうがない一面もあるが、似たようなエピソードの繰り返しになってしまったのも、今一つ盛り上がりに欠けた理由に思える。似たようなエピソードの群像劇に主人公が埋没した今作。
結果的に第5話の30分で作者が言いたいことは伝えられたのではないか。要は、あれこれ枝葉を作らず、背骨一本で勝負したらよかっただけのことだと思う。
あとがき
勿体無い作品でした。大人の事情があるのかもしれませんが、何があろうと明(小池徹平)の消防士としての成長を中心に、仲間たちがそれに影響を受けて行くことだけを描くべきだったと思います。ホント、勿体無い…
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