マッサン (第30回・11/1) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第5週『内助の功』【第30回】の感想。
大作(西川きよし)に退職届を提出するマッサン(玉山鉄二)。大作は守りきれなかったことを詫び、それでも夢だけは絶対に忘れるなと断腸の思いでマッサンを送り出す。生まれてきた時代を恨めという矢口(白井晃)に必ずウイスキーづくりをかなえると宣言し、マッサンはウイスキー研究所の看板を外し住吉酒造を去るのだった。そんなマッサンを一生支えていくと覚悟を決めたエリー(シャーロット)は笑顔で出迎える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
これで本当に「内助の功」を描いたつもりなのか!?
今日の15分間を観終えてあ然とするしか無かった。この内容で今週90分間も使って、脚本家と演出家は本当に『内助の功』を描いたつもりなのか。株主でもないエリー(シャーロット)が、本場のウイスキーの原酒を美味しく味わって欲しいからと、出しゃばって株主総会で郷土料理を振る舞っただけでしょ?
ウイスキーを諦めないならクビっておかしくない?
いくら今と時代が違えども、株式会社がプロジェクトを中止にする度に、留学までさせた担当社員を退職させるって、企業のプロジェクトを描くドラマとしては無茶過ぎる。
それに、「ウイスキーづくりを諦めないなら、首を切る」なんて、情熱の男とその妻の物語としても、馴染まない展開だと思うが、つくり手は違和感を覚えないのか?その前に、そもそも株主総会の設定がおかしいのだが、もういいや。
エリーは政春より優子にゾッコンなのか!?
とん挫しそうなウイスキーづくりの話を聞いて、今週の中盤では、マッサン(玉山鉄二)を心配し手を貸そうとしたのは認める。しかし、今日を観ても、エリーが本当に心配しているのは、政春より優子(相武紗季)に見えてしまう。しかし、そう見えるのはおかしいのだ。
エリーと優子が一緒に料理を作り合ったり、見合い話で一悶着あっり、株主総会で一緒にいた描写は覚えがあるが、2人が相性が良いとか友情が芽生えた印象は乏しい。エリーの料理自慢の際も、和風料理を持参したのは優子で無いし。なんかエリーの立場がおかしいような…
あとがき
今週、エリーって必要ありましたか。いなくても会社は辞めさせられましたよね。私はこれでも一応は史実を知っているので、脳内補完と想像の翼で、何とか苦悩する夫を支えようとしている外国人妻と思うようにしていますが、全くそうはなっていなのが現実。
そうなれば、もはや選択肢は1つ。政春の物語に強引にエリーを絡ませるしかないです。この感じで夫婦を並行に描いても交わりそうにない。平成時代風な描写は避けたいところですが、ここは夫が妻にいろいろ相談してと言う描写を入れて、夫婦らしさをもっと醸し出すべきだと思います。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説 マッサン Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 マッサン 上 単行本
マッサンとリタ―ジャパニーズ・ウイスキーの誕生 単行本
NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌“麦の唄" 中島みゆき
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6242/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/408116914.html でも、TB受付けております。