ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは出来れば本家blogへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

映画「イコライザー」 感想と採点 ※ネタバレなし

映画「イコライザー」
映画 『イコライザー』 公式)を本日、劇場鑑賞。採点は ★★★★ (5点満点で4点)。100点満点なら75点にします。


ざっくりストーリー

昼間はホームセンターで働くマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAの敏腕諜報員であったが、今は別の人間としてひっそりと生活していた。

夜眠れない彼は、ある晩、馴染みのカフェで少女の娼婦・テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、彼女を囲っているロシアンマフィアから酷い扱いを受けていることを知り、自分にしかできない“仕事”をすることを決意する。

その“仕事”とは警察が手出しできない不正やトラブルを、身近なモノを全て武器にし、瞬時に解決することだ。彼はあらゆる世の中の悪を抹消し平和の均衡を保つ「イコライザー」なのだ。

ホームセンターのおじさんが、夜は必殺仕事人に!

予告編以上の事前情報無しで劇場へ。果たして『イコライザー』とは何を意味するのか?本来の意味は、(音の成分の)バラつきを平準化、平衡化する意味だが、本作では社会の悪を消し去り平和を保つ“仕事人”と言う意味だ。そう、日本で言えば昼間はコメリやケーヨーD2で働く中年のおじさんが、夜になると必殺仕事人になるって話だ。

武器を常時携帯していないのがカッコいい!

まず、何と言ってもこの主人公、武器を常時携帯していないのがカッコいい。身近にあるモノを全てを武器や凶器にして、相手を徹底的にやっつける。もちろん、武器を携行していると身元がバレる可能性があるからと言う彼の主義なのだが、今度は何を使って19秒間で相手を懲らしめるのか、このハラハラドキドキが堪らない。道具を選ぶデンゼルの鋭い眼光が光ったら要注意だ。

無報酬なのもカッコいい!

日本の必殺仕事人や外国の特攻野郎Aチームみたいに報酬を受け取らないのが何気にカッコいい。“仕事”自体が依頼を請けている訳でなく、彼の沸々と湧き上がってくる怒りこそが原動力だからなのだが、この“沸々と”に意外と時間が掛かって焦らさせる。だが、丁度良いタイミングでスカッとするアクションシーンが始まる。この辺は監督の腕の見せ所だろう。

ホームセンターでのデンゼル劇場の見応え十分!

最後の対決の場はホームセンター。とくれば、マッコールの庭のようなもの。あの手この手で元CIAが大工道具などをDIY(Do it yourself=自分でやろう)して武器に仕立てて行くのが楽しい。もう完全にデンゼル劇場だ。もちろん、昼と夜の顔を見事に演じきる演技力も見事。人間的な物語とアクションのバランスがとても良い作品だ。

あとがき

前半が少しもたつきますが、“仕事”が始まるまでの助走距離としたら許容範囲だと思います。その位にこの無報酬の必殺仕事人が動き出すには理由があるのです。誰が観ても楽しめると思いますし、ストレス解消にもってこいの作品ですが、特に間もなく60歳になろうと言うデンゼルの活躍を観て、中年男性は元気を貰えると思います。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
映画「イコライザー 」HQCD, Soundtrack
タイタンズを忘れない 特別版 [DVD]
マイ・ボディガード【Blu-ray】
ボーン・コレクター [Blu-ray]


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6217/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/407845010.html でも、TB受付けております。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

イコライザー〜人生を「補正」させる男

公式サイト。原題:The Equalizer。アントワーン・フークア監督。デンゼル・ワシントン、クロエ・グレース・モレッツ、マートン・ソーカス、デヴィッド・ハーバー、ビル・プルマン、メ ...

イコライザー

評価:★★★★【4点】(11) デンゼル・ワシントンの魅力満載映画だ。

劇場鑑賞「イコライザー」

正義執行人、誕生… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201410250000/ ★枚数限定ポスター★『イコライザー』映画ポスター (THE EQUALIZER) [DS]価格:6,800円(税込、送料別) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】マイ・ボディガード【Blu-ray】...

イコライザー ★★★.5

どんな裏仕事も19秒で完遂する元CIA工作員にデンゼル・ワシントン、娼婦(しょうふ)の少女にクロエ・グレース・モレッツがふんしたアクション。ホームセンターの従業員として働く元工作員が10代の娼婦(しょうふ)と出会ったことをきっかけに、警察が関われない不正を始...

『イコライザー』 2014年10月14日 ソニー試写室

『イコライザー』 を試写会で鑑賞しました。 上映前に赤ペン瀧川先生のトークがあった。 どうやら宣伝で使うための撮りだったらしい。 【ストーリー】  ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名をなせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦(しょうふ)、テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアンマフィアにひどい扱いを受けてい...

「イコライザー」☆19秒の必要性

なぜかあまり期待してなかったら、意外にも面白かった! 黒人で誠実そう顔のデンゼル・ワシントン。 昼間はホームセンターで働くおじさんが、急変して夜の仕事人になる話って~~と思っていたけど・・・・

イコライザー

イコライザー@ニッショーホール

映画:イコライザー THE EQUALIZER 狙いはフィルム・ノワールっぽい線? だが辿り着いたのは違う処に...

映画が始まる直前に調べたら、上映時間=2時間 11分 えっ? メインプロットは予告編でほぼ、さらされている。 ホームセンターで働く主人公 マッコール(デンゼル・ワシントン) 深夜営業のダイナーで本を読むのが日課。 知り合いになった娼婦テリー(クロエ・グレ...

イコライザー

ホームセンターの真面目な従業員、ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、行きつけのカフェで知り合った娼婦テリー(クロエ・グレース・モレッツ)が、ロシアン・マフィアから残酷な扱いを受けていることを知る。 見過ごすことが出来なくなったマッコールは、単身で敵のアジトに乗り込むが…。 80年代後半のカルトTVシリーズ「ザ・シークレット・ハンター」を映画化したクライム・アクション。...

『イコライザー』 (2014)

弱きを助け強きを挫く、頼りになるDIYヒーロー登場す! 何かと理不尽な世に、神も仏もないものかと天に嘆きたくなる昨今。そんな憂さをささやかに晴らしてくれる快作ではあった。 本作は、演技派として重厚作に顔を出しながら、娯楽作もこなす名優デンゼル・ワシントン...

自由な正義の姿。『イコライザー』

ホームセンターに勤務するひとりの男が一般市民を苦しめる悪の組織に立ち向かう物語です。

イコライザー / The Equalizer

昼間は、しがないホームセンターの社員。而してその実態は・・・。 “デンゼル・ワシントンが必殺仕事人に!”見たいな言い方(宣伝)を聞きましたが、ちょっと違うかな。確かに、悪を裏のやり方で排除していきますが、それは決して必殺仕事人と言う訳ではありません。もっ...

イコライザー

とっても便利なホームセンター。人殺しもDIY。

イコライザー

【THE EQUALIZER】 2014/10/25公開 アメリカ PG12 132分監督:アントワーン・フークア出演:デンゼル・ワシントン 、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ハーバー、ビル・プルマン、メリッサ・レオ 『トレーニング デイ』のデンゼル・ワシント...

[映画『イコライザー』を観た(寸評)]

☆・・・いや・・・、面白かったっスよ。 でもねぇ、すっげえ三流の話を格調高く撮った感じで、部分的に非常に解せない。 元CIAの凄腕が、世間の片隅で几帳面に修道士のようにおとなしく暮らしているんだけど、周囲には理不尽なことばかり起こって、つい、必殺仕事人的に...

イコライザー

原題:The Equalizer監督:アントワン・フークア出演:デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デビッド・ハーバー、ビル・プルマン、メリッサ・レオ

『イコライザー』

□作品オフィシャルサイト 「イコライザー」□監督 アントワン・フークア□脚本 リチャード・ウェンク□原作 マイケル・スローン、リチャード・リンドハイム□キャスト デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、       デビッ...

イコライザー

デンゼル・ワシントンが悪の仕置き人として大活躍するサスペンスアクションです。 予告編を観て、スマートでカッコいいキャラクターだなあと気になっていました。 観てみると、スマートでカッコいいだけではない重い存在感を感じさせるような展開になっていました。

『イコライザー』 ~無敵の無表情DIY親父~

2014年/アメリカ/132分 監督:アントワーン・フークア 出演:デンゼル・ワシントン    マートン・ソーカス    クロエ・グレース・モレッツ ■概要 原題は『The Equalizer』。アメリカ製作による2014年のクライム・アクションです。監督は『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア。主演はその『トレーニング デイ』でコンビを組んだデンゼル・ワシン...

イコライザー (The Equalizer)

監督 アントワーン・フークア 主演 デンゼル・ワシントン 2014年 アメリカ映画 132分 アクション 採点★★★★ セガールって凄いよなぁ。アクション映画の主人公の“強さ”ってのに説得力を持たせるのには、その役者のこれまでのキャリアであったり筋肉量であった…

「イコライザー」

のっけからネタばれなのだが、デンゼル・ワシントン演じるマッコールは、元CIAの凄腕で、今は引退して過去を隠し、ホームセンターに勤務している一介の男なのである。このマッコールが強い強い。思わず「つおい…」と呟いてしまう位強いのである。昼間は何事もなくホームセンターに勤務し、夜は「読むべき百の本」の内の一冊を携え深夜営業のダイナーで過ごす。そこで出会ったテリー(クロエ・グレース・モレッツ)の窮状...

映画『イコライザー』を観て

14-84.イコライザー■原題:The Equalizer■製作年、国:2014年、アメリカ■上映時間:132分■料金:1,800円■鑑賞日:10月25日、渋谷シネパレス(渋谷) □監督:アントワン・フークア◆デンゼル・ワシントン◆クロエ・グレース・モレッツ◆マントン・ソーカス◆...

悪を消していく

1日のことですが、映画「イコライザー」を鑑賞しました。 元CIAのマッコールは今はホームセンターで働く ごく普通の真面目な人間として生活していた しかし なじみのカフェで出会った娼婦の少女テリーを囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚...

イコライザー

THE EQUALIZER 2014年 アメリカ 132分 アクション/サスペンス/犯罪 PG12 劇場公開(2014/10/25) 監督: アントワーン・フークア 『エンド・オブ・ホワイトハウス』 製作: デンゼル・ワシントン 出演: デンゼル・ワシントン:ロバート・マッコール マートン...

イコライザー

【THE EQUALIZER】 制作国:アメリカ  制作年:2014年 昼はホームセンターで真面目に働くマッコール (デンゼル・ワシントン)。元CIAのトップエージェントで あったが、現在は静かに暮らしている。ある夜、娼婦の テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢い、本に関す る他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マ フィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。人...

「イコライザー」

ひとりで数人の悪者を数秒で片づけるのは、ありそうになくても、やはり痛快。
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: