マッサン (第25回・10/27) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第5週『内助の功』【第25回】の感想。
鴨居(堤真一)にマッサン(玉山鉄二)を雇って欲しいと懇願するエリー(シャーロット)。しかし、鴨居は受け入れず、エリーにしかできない「内助の功」でマッサンを支えるべきだと告げ、エリーは思い悩む。一方、マッサンは住吉酒造に残ることを大作(西川きよし)に告げ、必ず一緒に夢を叶えようと強く誓い合うのだった。そんな中、住吉酒造の大株主である大作の義父・長五郎(中村嘉葎雄)が訪ねてくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
山あり谷ありの物語で、ただ動かされれる主人公たち!
うーん、なんか脚本家が必然性も無く物語に山あり谷ありを作っているだけで、更にその上で登場人物たちが動かされているような感じしか受け取られなかった15分間だった。以前にも書いたことがあるが、登場人物が動いて物語が動くべきなのに、今作は物語に登場人物が動かされているだけにしか見えないのだ…
政春とエリーはもっとお互いと語り情報共有すべき!
だから、マッサン(玉山鉄二)の就職先の選択の苦悩も、エリー(シャーロット)が日本人として内助の功を考えようとするのも。心が無いと言うか表面的と言うか。時代や世間に翻弄されているならともかく、基本的に主人公の二人は自分のことしか考えていないから、どうも嘘くさく見えてしまう…
なぜ丸テーブルを4人が囲む構図にしたの?
そんな中で今日良かったのは、昨日の「あとがき」で書いた、キャサリンとご近所さんを上手に使って、エリーの外国人のお嫁さんとしての滑稽さや健気さを描くべきと言う部分が映像化されたこと。
しかしこれが、またおかしな演出とカッと割りで見せるから困ったものだ。普通に屋外で井戸端会議でもさせれば良いものを、わざわざ4人で丸テーブルを囲む構図。それも主役のエリーが下手(左)で背中を見せ、キーウーマンのキャサリン(濱田マリ)がその奥にいると言う意味不明な配置。
そして、相変わらずエリーは背中越しでも喋ってる正面受けのカットでも、腰から上のミディアムショットか少し寄ったサイズで、アップ無し。他にも文字では書きづらいが、会話の編集としてはおかしな“繋ぎ”で、内容所で無い状態。なぜ、こんな4人が丸テーブルを囲むなんて演出にしたのか?
あとがき
脚本家が創り出す物語もメリハリ無く、マッサンとエリーも今一つ共感できないキャラクターのまま1か月が過ぎました。それに輪をかけて、演出もメリハリがない。演技指導はともかく映像的な訴求力が乏しい。似たようなカット割りばかりだし、引きのサイズの多用で、全然緩急が無い。もう少し何とかならないものだろうか。
このままでは、話がウイスキーづくりに入る前に、興味関心が薄れてしまいます。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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