ごめんね青春! (第3話・10/26) 感想
TBS系日曜劇場『ごめんね青春!』(公式)
第3話『運命の学力テスト!受験生必見!』の感想。
平助(錦戸亮)は思わぬ場所でサトシ(永山絢斗)と14年ぶりに再会する。サトシは高校時代の親友でりさ(満島ひかり)の姉・祐子(波瑠)をめぐる恋敵だった。一方、文化祭の実行委員が選出される。ところが、シスターの吉井(斉藤由貴)が、学力テストで平助のクラスが三女で最下位だった場合、合併も文化祭もないと告げる。男子生徒がこのままなら最下位は確実とあって、平助は寺の本堂で泊まり込みの集中講習を開始する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
徐々に“あまちゃん風味”が強まる新生クドカン節!
回を重ねる毎に、所謂“往年のクドカン節”の名調子が影を潜め、徐々に“あまちゃん風味”が強まって、大変観易く質の良い学園青春ドラマに仕上がりつつある、そんな印象を持った第3話だった。“あまちゃん風味”大歓迎の私としては嬉しい限りだが、その辺が好みが分かれる作風でもあるのは確か…
一見バラバラに見える描写が最後に繋がる面白さ!
私が思う“あまちゃん風味”って言うのは、基本的にその場(シーン)限りの台詞や言動で、その部分だけを面白おかしく見せたり印象付けたりして、一見その前後のシーンとの関連性を感じ(解ら)なくても楽しめちゃうように描く。
しかし、実はこれらは絶妙な計算によって、あちこちのシーンと連動、連結、関係性を持って描かれていている。だから、先ほど書いた一見その場限りの笑いやせつなさに見えていたものが、最後に全部繋がって、物語全体が着々と進み変化していくのも、俳優さんたちの顔つきの変化による登場人物たちの変化や成長も解るって仕掛け。
『あまちゃん』も一見無関係のようなシーンの笑いや涙や怒りの連続だけで、毎日の15分だけを見るとそれなりに面白いが3日続くと飽きてくることもあった。しかし、1週間、10日間と観ていくと、あれとあれが繋がって…となる、新しい“クドカン節”の面白さを感じた。今作も1時間観終わると「なるほど」と思える、そんな感じになって来ていると思う。
あとがき
私は今回くらいの宮藤官九郎脚本らしさが丁度良いかなと思います。宮藤さんのコアなファンには物足りないかもしれませんが、日曜の夜に家族みんなで楽しめるドラマと言う企画意図の放送枠ですから、“あまちゃん風味”で正解なのだと思います。次回に期待します。
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第1話 第2話
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