マッサン (第24回・10/25) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第4週『破れ鍋に綴じ蓋』【第24回】の感想。
鴨居(堤真一)からの誘いに揺れるマッサン(玉山鉄二)。それに気づき、悔しいながらもその魅力を認め鴨居のもとへ行くよう勧める大作(西川きよし)に、マッサンの悩みは一層深まる。マッサンは住吉酒造に残ることを決め鴨居に告げるが、意外にもあっさりと受け入れた鴨居はエリー(シャーロット)のポスターモデルを提案し、またもけんかに。一方、マッサンから何の相談もなかったエリーは激怒して…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
結局、エリーも政春パートに取り込まれるのだから…
今日の結末があんな感じで、来週が『内助の功』なら、今週ずっと描いてきた優子(相武紗季)の見合いのくだりは何だったんだと思う。何とか脳内補完して、エリー(シャーロット)はエリーで…と思ってきたのに、馬鹿馬鹿しい。結局、マッサン(玉山鉄二)の話を聞いて、エリーも政春パートに取り込まれたではないか?
最初から政春とエリーの仕事を描くべきだった!
エリー「マッサンと一緒に悩む、考える、それは私の仕事」
あまりに唐突なこのエリーの台詞に目が覚めた。この台詞こそ、私がずっと描け!と書いてきた“夫婦の物語”であり“夫婦の絆”の原点であり中心でありすべてと言って良い。ただ、もう1か月過ぎてしまったからしょうがない。これからは、マッサンとエリーの仕事を描いて欲しい、ただそれだけだ。
今週ダラダラしたのは、夫婦が情報共有しないから!
結局、第4週のダメだったのは、政春パートとエリーパートを同時進行させたことでなく、夫婦の互いのエピソードが行き来しなかったことだ。言い換えると、夫婦なのに互いの出来事の情報共有が描かれなかったことだ。だから、今日になって突然に政春パートにエリーが参加すると不自然な展開になってしまう。
日本人と外国人の違いや、相武紗季さんの出番を作らなきゃとか、大人の事情はあるにせよ、国際結婚した夫婦の物語と冠を掲げているのだから、夫婦を描くべきなのだ。来週から2か月目に突入する。是非、夫婦の物語を描いて欲しい。
あとがき
強引に言えば本作は、日本と外国の文化の違いや、国際結婚の苦労や面白さ、そして夫婦でのウイスキーづくりの話を面白おかしく感動的描けば良いだけですよ。それをこの1か月、広島での嫁姑問題は良かったのに、大阪に来た途端に政春だけがお酒絡みの話になって、エリーは優子の話になりました。
本当は優子よりもキャサリンとご近所さんを上手に使って、エリーの外国人のお嫁さんとしての滑稽さや健気さを描きつつ、それを毎晩マッサンと話して聞かせれば良かったんです。そうすれば、もっと自然な展開になって、さらに面白いドラマになったでしょうに…
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