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Nのために (第2話・10/24) 感想

TBS系『Nのために』公式
第2話『放火事件の謎…許されない罪の共有』の感想。
なお、原作:湊かなえ『Nのために』は未読。


2000年、瀬戸内海・青景島。東京の大学を目指す希美(榮倉奈々)は、新聞配達のアルバイトを続けていた。一方、成瀬(窪田正孝)は父・周平(モロ師岡)から代々続いた料亭を売りに出すと聞いて、進路変更を余儀なくされる。そんな中、希美の母・早苗(山本未來)が「あの家に帰りたい」と半狂乱に。希美は、父・晋(光石研)と愛人・由妃(柴本幸)が暮らす家がなくなれば、早苗が前向きになれるのではないかと思い詰めて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前回よりも観易くなった!

前回気になっていた“時間軸の行ったり来たり”だが、今回は「現在」と「15年前」に絞り込んできた上に、「現在」を少なめにしたことで、だいぶドラマが観易くなった。その点では、正常進化と言って良いかもしれない…

「15年前」は、まるで青春ドラマのよう…

特に「15年前」の希美(榮倉奈々)と成瀬(窪田正孝)のくだりは、ある種の青春物語のようなエネルギーやせつなさや情緒さえを感じさせ、個人的には、「15年前」の話だけでも良いのではないか?と思う程、上手い話に仕上がっていると思う。

気になること。1つは「現在」の西崎の中途半端さ!

ただ、「15年前」が良い出来なだけに気になることが2つある。1つは「現在」の西崎(小出恵介)の存在の中途半端さ。高野(三浦友和)は15年分の道先案内人としての役割が与えられているし、それが本作の観易さに多大な貢献をしているから良いのだが、西崎がなぜ登場するのかの必然性が今一つ見えてこない。

2つ目は、全体像が見えな過ぎること!

もう1つは、あまりに全体像が見ないこと。これも「15年前」が丁寧に描かれているのが原因なのだが、「現在」が高野の取り調べ(調査か?)と回想シーンでしか描かれていないから、何が繋がっているのかさっぱりわからない。

これが“本作らしさ”と言われればそれまでだが、現状では2本立てのドラマを見ているようで、もう少し全容を上手く魅せて欲しい…

あとがき

「15年前」で高校生を演じる榮倉奈々さんと窪田正孝さんが良いですね。全く違和感を感じませんもん。普通の青春の1ページを垣間見ているようなハラハラドキドキ感と応援したくなるような気持ちになります。それだけに、もう少し全体が見えてくると「15年前」が生きてくると思います。2本立て状態では勿体無い。次回に期待します。

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【これまでの感想】
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Nのために #02

公式サイト 2000年香川県青景島。東京の大学に進学しようと考える希美(榮倉奈々
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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