マッサン (第19回・10/20) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第4週『破れ鍋に綴じ蓋』【第19回】の感想。
ウイスキー事業の承認に向け張り切るマッサン(玉山鉄二)と大作(西川きよし)。そんな矢先、各地でぶどう酒瓶の爆発騒ぎが起こり、太陽ワインの注文見合わせが相次ぐ。太陽ワインは爆発しないと訴えるマッサンだが、鴨居(堤真一)は実験で絶対的安全性を証明するよう命じる。連日の徹夜作業で生活がすれ違い、エリー(シャーロット)は不安を募らせて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
至って順調、至って普通な週の始まり…
前回の感想で書いた「当時の近所付き合いをもっと描いた方が良い」と言う点も、冒頭であっさりとクリア。
また、「夫婦が感情的に行動している様を描いているだけ」と言う点も、マッサン(玉山鉄二)は仕事、エリー(シャーロット)は家事と分散し、鴨居(堤真一)と優子(相武紗季)が夫婦のエピソードの接着剤となって、ウイスキーづくりの話を進めると言うスタイルで何とか固まって来ている。
月曜日としては、至って順調で普通なスタートだと思う。描写も丁寧だし、イラッとすることも無い。物語も着実に進みつつ、新たな問題も創りながら、先への興味関心も惹こうと言う努力も見られるし…
もう少し“想像の翼”を使える位の丁寧さに出来たら…
ただ、少し気になるのは、この丁寧さと普通さ。確かに劇中では様々な出来事が起こっているが、テレビの外から見ると、表現の丁寧さから順風満々に進んでいくようにしか見えてこない。「絵に描いたような」と言うやつだ。それでは、面白味が無い。
何もかも丁寧に描写し視聴者に情報提供するのは決して悪くないが、あまり過ぎると、視聴者が“想像の翼”で物語の先を予想する楽しみが無くなってしまう。そのあたりのさじ加減をもう少し工夫したら、もっと面白くなると思う。
あとがき
先週、なんか上っ面だけって感じがすると書いたのですが、そう感じるのは丁寧過ぎるからなんです。観ているだけで全部解ってしまうから、想像する楽しみが無いって感じ。“脳内補完”ばかりの前作と比べれば、贅沢な話ですけどね。
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