マッサン (第15回・10/15) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第3週『住めば都』【第15回】の感想。
新婚生活を始めたマッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)のもとに突然訪ねてきた鴨居(堤真一)は虎の置物と舶来物の香水を引っ越し祝いにと渡して去る。米炊きに失敗してばかりのエリーはついに優子(相武紗季)に相談、厳しい指導のもと猛特訓がはじまる。そのなかで、自由に生きてみたいという優子の思いを知り、徐々に友情を深めていくエリー。一方、マッサンはウイスキー製造実験と事業計画書の作成にまい進する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
エピソードの取捨選択が良い!
引っ越しの挨拶回りの描写は省略して、愉快で豪快な鴨居(堤真一)の引っ越し祝い持参のシーンだけにしたり、外国人が珍しい時代のご近所さんとエリー(シャーロット)とのやりとりや、優子(相武紗季)への相談を通して、エリーの積極性を描いたのは良かったと思う。
だらだら挨拶回りなんて描いても、単なる日本の日常風景の描写でしかない訳で、その辺のエピソードの取捨選択は良いと思う。
米炊き特訓を丁寧に描いたのは正解!
終わってみれば、15分の殆どが米炊きの話だけ。きっと前々作なら「め以子は特訓の末、上手にお米が炊けるようになりました」の語りだけで済ませたことだろう。しかし、ウイスキーと言う口に入れるものを扱うドラマだから、挨拶回りと区別して、米炊きは省略せずきっちり丁寧に描いてきた。
それも、優子とのやり取りを通して、優子の思いを知ったり、友情を深めていく過程を端折らずに描いたのは良かった。そして、マッサン(玉山鉄二)のウイスキーづくりの実験もさらりとだが描かれた。今日の所はこの位にさらっとでも良いと思う。とにかく実験が進んでいることを描きつつ、メインは米炊き。今日はこれで良い。
前向きな姿を丁寧に積み重ねて描いてこそ!
本作で重要なのは、マッサンとエリーのそれぞれが、ウイスキーづくりを成功させるために、徐々にゆっくりと確実に自分が出来ることを相手にしていく過程を描くことだと思っている。それしか夫婦手に手を取ってと言うことに繋がらないのだから。
その意味で、回想も使わず前向きな姿を丁寧に積み重ねて描いている第2週は好感が持てるし、この路線は崩さずに進んで欲しい。
あとがき
まあ、会社の部分は気になるところは無くも無いですが、とにかく丁寧に描いているのは良いと思います。朝ドラこそ、こう言う毎回の小さな積み重ねが大事。回想でちゃちゃっと補足するより正攻法が一番です。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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