ボーダーライン (第2話・10/11) 感想
NHK総合土曜ドラマ『ボーダーライン』(公式)
第2話『家族の行方』ラテ欄『家族の行方~お母さんを助けて!子どもの叫びに消防士たちは』の感想。
伊藤(徳井優)が重傷を負ったことが南消防署の署員たちの心に影を落としていた。楓(藤原紀香)は自分の判断ミスだと悩む。そんな中、老人が孤独死したアパートに出動した明(小池徹平)は、父親から暴力を受けている母子を助けようとするが、断られる。後日、自殺未遂の現場に出動すると、その暴力を受けていた母親が建物の途中に引っ掛かっていた。救助隊長の松井(山口馬木也)は、屋上からロープで降下し、母親の救助を試みる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
確かに、南消防署の人間模様は描かれているが…
間違いなく、劇中の南消防署に関わる様々な人間模様は描かれている。現実の消防署で働く人や家族も、いろいろな過去を抱えたり考えを持って、日々働いて生きていると思う。そう言う現実的な部分を描きたいのも理解できなくもないが、ここまでやるとやり過ぎに感じてしまう。
本作は「消防署密着24時」では無いのだから…
それは何故か?新人消防士の明(小池徹平)と以下の3人、蔭山(筧利夫)は消火隊の小隊長、楓(藤原紀香)は救急隊の小隊長、楓の兄・圭介(山口馬木也)は救助隊の小隊長と、設定が都合良過ぎるからだ。まるで『消防署密着24時』並みの人選のバランスの良さ。これではリアルを超えて作り物臭さが前面に出てしまう。
リアルを追求せず、明の葛藤に絞り込めば良いのに…
結局、ドラマにリアルさを追求し過ぎて、あれこれ詰め込んだ結果、主人公・明の存在が全体に飲み込まれてしまっている。埋没しているとは言わないが、もっと明の葛藤に絞り込んで描けば、仲間たちはその葛藤を乗り越える手助けする相手役として、自然に描けると思うのだが…
あとがき
ドラマのような本当の話と言うことがありますが、本作は、本物らしさを狙い過ぎて、ドラマのような作り話になっているような。第1話でも書きましたが、群像劇なんかに仕立てずに、トラウマを抱えた新人消防士の成長ドラマで良いのに…
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第1話
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