地獄先生ぬ~べ~ (第1話・10/11) 感想
日テレ系『地獄先生ぬ~べ~』(公式)
第1話/初回15分拡大『怪奇事件は妖怪の罠ドジでマヌケな先生が学校救う!?』の感想。
なお、原作漫画:真倉翔(作/原案)、岡野剛(画)『地獄先生ぬ~べ~』は未読。
怪しい気配が渦巻く東京郊外の小さな町、童守町。その妖気に導かれるように童守高校に赴任した鵺野(丸山隆平)は、覇鬼(坂上忍)という鬼の力を封印した「鬼の手」を持つ霊能力教師だ。生徒思いの熱血漢だがドジな鵺野は、早くも生徒にばかにされるが、もう1人の新任教師、玉藻(速水もこみち)はイケメンぶりと派手なパフォーマンスで大人気に。そんな中、‘自分らしさ’が分からず悩む生徒・法子(水谷果穂)に怪しい影が近づく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
4年連続で面白い不思議な作品を送り出した枠なのに…
『怪物くん』『妖怪人間ベム』『悪夢ちゃん』『泣くな、はらちゃん』と4年連続で不思議な世界観のドラマを大人も子供も楽しめるテイストで作り続けてきたこの放送枠だから、今回も少々期待したのだが、残念ながらそれらの類とはだいぶ違った仕上りのドラマに感じてしまった。
登場人物多過ぎ、物語の連続性も無し!
第1話は、それでなくてもドラマの初期設定、特に主人公とその周辺を描かなくてはいけない。しかし、本作は第1話から登場人物(妖怪も)を出し過ぎて、説明だらけと言う状態。更に、個々のエピソードを「ありのまま」と言うキーワードで括っただけで、ほぼ連続性が無かった。
やはり、第1話は登場するキャラもそれなりに絞り込んで、物語の世界観を描くことに集中すべきだったと思う。
“俳優・丸山隆平”が演じる主人公をもっと魅せるべき!
そして、結果的に主人公が埋没すると言う(私にとっては)最悪の状況。結局、1時間を過ぎるまで、これと言った主人公の存在感を示すエピソードは無く、突然、手袋を脱いで“ヒーロー誕生!”って、これまた無理矢理な印象。折角、不思議な雰囲気を持つ“俳優・丸山隆平”なのに、1時間空回りにするとはもったいない。
高校と言う舞台に見合った映像にした方が良かった!
高校生たちが、妖怪で騒ぐと言うのも現実味としてどうかと思うが、まあキャスティング上の大人の事情があるとして、(私は小学校の設定がベストマッチだと思うが)だとしたら、どうして舞台が高校と言う設定に馴染むような妖怪を含めた画づくりをしなかったのかと思う。
安っぽいCGや劇画が原作の割に平凡な面白味のない平凡なカット割りで、この独特で個性的な世界観に、ある程度の現実味や説得力を持たせるのも無理があったと思う。
あとがき
舞台が高校なら『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』くらいのリアリティがあったら良かったと思います。第1話を観た限りでは、主人公の存在感が小さすぎて、何を描きたいドラマなのかさえも見え難かったです。今回で離脱しそうな作品でしたが、第2話まで様子見しようと思います。とにかく、脇役より主人公を描いて欲しいです…
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