マッサン (第12回・10/11) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第2週『災い転じて福となす』【第12回】の感想。
心を込めて料理を作るエリー(シャーロット)であったが、目を離した隙に大量の塩を鍋に入れる優子(相武紗季)の姿。そんな仕打ちを受けつつ、優子のマッサン(玉山鉄二)への思いを知るエリーは絶対に負けないと誓う。いじめられるエリーを思いスコットランドに帰ろうと言うマッサンにエリーは怒り、逆に励ます。祖国を捨て、日本へ来たエリーの強い覚悟を受け止めたマッサンは、大いなる夢に向かい再び走りだす決意をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
また回想、また使い回し。もううんざり…
もう毎日こればかり書いている。恋愛ドラマを観たい人はいるだろうし、前作も結局恋愛のゴタゴタ話に改悪されてしまったが、今回も同じ匂いがする。夫婦の物語だから恋愛要素を抜きに描くなとは言わないが、正直もうそろそろウイスキーの話を進めて欲しい。
政春が軽すぎる!
親の期待を裏切り造り酒屋を継がずに、異国に行って日本初のウイスキーを作ろうと言うマッサン(玉山鉄二)の情熱やロマンが全く感じられない。今日も優子(相武紗季)の嫌がらせくらいで、スコットランドへ帰るって。先日エリー(シャーロット)に帰るなと説得したばかりなのに…
供する直前で味見しないの?
いくらなんでもエリーが味見もしないで料理を出すかなと思う。そこが引っ掛かって、今回のエピソード全体が作り物っぽくて白けてしまった。どうせこうしたいなら、せめて回想シーンをカットして、スコットランド伝統料理「スコッチブロス」のつくり方でも見せてくれた方が、ずっとマシだった。
あとがき
回想シーンの多さも気になりますが、今作の最大の問題点は、政春、エリー、夫婦の3つの物語がバラバラに描かれていることです。第1週は政春、第2週はエリー、だからウイスキーの話は進まないのです。もちろん、個々の物語はそこそこ丁寧で面白いとは思いますよ。
でも、今の内に3つの物語がバラバラと言う全体の構成を何とかしないと、情熱とロマンで日本初のウイスキーを作った夫婦の物語としての面白味はなかなか出て来ない思います。もうそこに期待するしかない…
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