ドクターX ~外科医・大門未知子~[3] (第1話・10/9) 感想
テレ朝系『ドクターX ~外科医・大門未知子~(第3シリーズ)』(公式)
第1話/初回15分拡大SP『命は自分のために使えよ』ラテ欄『復活!!!!失敗しないハケンの女東西決戦オペ1000万』の感想。
フリーランスの外科医・未知子(米倉涼子)は、旅先で負傷したかつての派遣先の元院長・毒島(伊東四朗)に遭遇。手当てをする中である異変に気付く。後日、毒島は日本一の特定機能病院「国立高度医療センター」に入院。そこでは、海老名(遠藤憲一)ら「東帝大学病院」派閥と、談合坂(伊武雅刀)ら「西京大学病院」派閥による権力闘争があり、理事・天堂(北大路欣也)も頭を悩ませていた。両派閥は毒島の手術を争い、対立する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
出演者も設定も更にスケールアップした面白さ!
初回の脚本は、3人リレーの内の林誠人氏。流石に15分拡大版にあれだけ豪華キャストがわんさか出演すると、それだけで圧倒されるし、もう誰がどのドラマの何の役だったかわからなくなりそうなくらいだ。しかし、『3』にしてここまで豪華キャストで連ドラがスタートするのも、本作の人気の賜物だろう。
そして、出演者だけでなく物語の方も『1』が1つの病院内の話し、『2』がその病院のグループ間の抗争、そして『3』は国が作った「国立高度医療センター」と、どんどんスケールアップ。今期も面白そうだ。
パワーアップした看護師たちの活躍に期待!
『3』で大きく変わった部分と言えば、「大奥」と名付けられた看護師たちの存在感。今までの医師たちのバトルに看護師も巻き込むと言うのは、病院ドラマとしては至極普通のことだが、職場が同じでも仕事は全く違う職業だから、なかなか描きづらいと思っていたが…
今回でも未知子(米倉涼子)の手術のオペナースの器械出しの手際の悪さを描いていたが、術前後の患者の管理を通して、医師と看護師が患者のQOLで揉めるなんて言うのは日常的なことだから、更に今作が病院のリアリティを描くのでないかと期待している。
未知子の“西部劇の孤高のガンマン”的要素が欲しい!
もはや第3シリーズとなれば、『水戸黄門』的な安定感さえ感じる今作。ストーリーの進み方も、未知子の大活躍も殆ど御見通しなのに、面白いしハラハラドキドキもちゃんとある。院内改革のスケールが大きくなったことで、未知子の存在感も自然と大きくなり、『1』『2』よりも面白くなるのは必至なようだ。
ただ、少々残念なこともある。それは、『3』がかなり『2』の続編路線であること。決して悪いとは思わないのだが、『1』の魅力であった未知子が西部劇の孤高のガンマンの如く、風のように現れ、組織にまみれることなく、1人で患者を救い…と言う部分が薄まってきたのが残念。フリーターと言っても組織人になりつつあると言う所がちょっと寂しいと言うことだ。
あとがき
同じフリーランスで仕事をしている身としては、ここまで自分の価値を周囲に認められ、堂々と仕事が出来る未知子が羨ましいです。こんな目線で観ている視聴者は少ないと思いますが、本シリーズを観る度に、「フリーランスだからって引け目を感じるな」と自分に言い聞かせています。次回も期待します。
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