マッサン (第9回・10/8) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第2週『災い転じて福となす』【第9回】の感想。
住吉酒造でウイスキーづくりへ向け準備をはじめたマッサン(玉山鉄二)。鴨居商店の鴨居(堤真一)も興味津々で、マッサンに日本でウイスキーを作りたい理由を問う。一方、エリー(シャーロット)は意を決し優子(相武紗季)のもとへ。マッサンへの思いとウイスキーづくりの夢を語り、理解してもらえたと喜ぶエリー。しかし、優子は許してはおらず、結婚を諦める代わりにマッサンにも夢を諦め、会社を辞めるよう宣告するのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今日も、また回想…、また昔話…
正直、マッサン(玉山鉄二)と優子(相武紗季)が結婚することは無いのだから、子どもが何人欲しいとか、そんな回想や昔話はどうでも良い。優子も「そんな話、聞きとうありません」と言っていたし…。いや、そうではない。視聴者は聞きたいし、作者も描きたいし当然描かなければ先に進まない。
ならば、今さら言っても時既に遅しだが、なぜこんな構成を組んだのか?回想や昔話を聞かされるたびに、その疑問が湧いてきてしょうがない。
課題はマッサンとエリーとウイスキーのバランス!
そして、物語は一気にウイスキーづくりへ舵を切った。これは正しい。だって、日本初の国産ウイスキーを作った男の物語なんだから。とは言え、帰国後に発生した様々なマッサンとエリー(シャーロット)の問題を何一つ解決せずと言うのが気になるし、何よりこの時点でエリーの存在感が薄過ぎる…
実は私はエリーをどう描くかで、本作の仕上りに差が出ると思っている。なぜなら史実を基にすれば、エリーだけで一冊の伝記が書けるほどの、辛く厳しくそして楽しく幸せな人生だったのだ。だから、ドラマがエリーに傾けばマッサンの影が薄くなりかねない。マッサンとエリーとウイスキーのバランスこそが、本作の成功のカギだと思う。
あとがき
相変わらずウイスキーづくりのくだりは、興味深く見ています。しかし、それ以外の部分は、あまり馴染めまていません。
例えば今日のワインのテイスティングのくだり。甘味料の話題から突然また回想が入って、女難の相の話へとポンポンと話が飛んだ着地点が本物とは何かの議論。こう言う遠回しの会話劇、苦手です…
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