聖女 (第7話 最終回10/7) 感想
NHK総合ドラマ10『聖女』(公式)
第7話/最終回『この愛の果て』ラテ欄『二人は永遠に!』の感想。
晴樹(永山絢斗)からもう会わないと拒絶された基子(広末涼子)は、晴樹を譲ってほしいと泉美(蓮佛美沙子)に迫る。夫を亡くした文江(中田喜子)は裁判で基子の罪状を証言すると息巻くが、それだけでは基子を死刑にできないと聞き落胆。基子は晴樹の兄・克樹(青柳翔)にそそのかされ、晴樹との過去の関係を週刊誌に暴露する。結婚式を延期にせざるを得なくなった晴樹と泉美は、婚姻届を出そうと区役所に行くが、基子が現れて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ドラマらしいドラマチックなラストとは認めるが…
女性差別をする訳ではないのだが、私は女性脚本家の多くは、男性より女性の登場人物に過酷で悲惨な運命を背負わせバサッと切り捨てる傾向があると思っている。ただ、最近は男女平等が叫ばれ、そう言う展開のドラマが少なくなり、事実、不倫推奨ドラマのようなものまで生まれているのが現状。
そして、本作の最終回だが、タイトルからして『聖女』とし、女性の悪女と聖女の二面性描いてきた訳だから、まさか久し振りに?と思ったら、ピタリ賞。如何にも非現実的でドラマチックでドラマらしいエンディングなのは認めるが、私は、これを本作のエンディングとしては相応しくなかったいと思う。
秋の婚礼シーズンだからハッピーエンディングか?
まあ、文江(中田喜子)が異常な程に最終回まで存在感を残していたのも違和感があったし、晴樹(永山絢斗)と泉美(蓮佛美沙子)の入籍がバタバタと決まったのもそう。そう思ったらあのラスト。
そりゃ、私が広末さんのファンだから「なんで?」と思うのを差し引いても、基子(広末涼子)が救われなさ過ぎる。そして、裁判を扱ったドラマなのに事件の真相もモヤモヤしたまま、結局秋の婚礼シーズンに合わせてハッピーウエディング風なエンディング?もスッキリせず。途中まで面白かったが、最後で残念。そんな作品だった。
あとがき
まあ、聖女、教会、キリスト教、絵画「聖女プラクセデス」などのキーワードの連鎖で、「死」を神聖なものとし、基子は汚れの無い世界に行ったと言う捉え方もできますが…
あくまで私の個人的な好みとして、晴樹には、基子と一緒に海に沈もうが助け出そうが、基子を見捨てないで欲しかった、ただそれだけです。これでまた暫くNHKの夜のドラマは観なくなるような気がします…
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